レノボ・ジャパン 創立10周年記念--「ThinkPadの父」が語るThinkPadブランドの歴史 - (page 2)

エースラッシュ2015年11月16日 15時43分

「DREAM構想」の実現に向けた“共創によるモノ・コト創り”

 続いては、レノボ・ジャパン 代表取締役社長の留目真伸氏が「レノボ・ジャパン中長期戦略(Dream戦略) ~2020年へ向けた、デジタルワーク・デジタルライフ改革~」と題した講演を行った。


レノボ・ジャパン 代表取締役社長の留目真伸氏

 同氏はレノボが歩んできた10年の軌跡を振り返り、「この10年でレノボは新時代のグローバル企業を作り上げてきた」と語った。ワールドワイドな実績は25四半期連続でシェアを伸ばしており、2015年には20.6%に到達。一方でレノボ・ジャパンとしても、2015年第3四半期で29.0%のシェアを獲得し、売上高は2005年から2014年で4倍まで増加したという。


レノボが辿ってきた10年の歴史

 「レノボでは当初から“パーソナルコンピューティング”の会社を目指してきた。これはPCだけでなくスマートフォンやタブレット、サーバなども含めて、いかに“パーソナル”な“コンピューティング”を人々の生活に浸透させていくかというミッションであり、今後も継続していく」と語る留目氏。

 ただし実際には「1日の中で人々がコンピューティングパワーのサポートを受けているのはごくわずか」と続け、よりコンピューティングパワーのサポートが必要だとした。

 そこでNECレノボ・ジャパングループでは、2020年までに「DREAM(Digital Revolution for Empowering All Mankind)構想」の実現を目指している。これは、日本のIT活用力を世界最高レベルにすることで、ITの力で日本に活力を与え、真のデジタルライフ・デジタルワークが実現できる未来型企業を目指すというもの。


2020年までに実現を目指す「DREAM構想」

 留目氏は「DREAM構想の実現には、他業界やスタートアップ、生活者などと一緒に“共創”をキーワーとした“ICT業界の発想を超えた新しいモノ・コト創り”が必要」と語る。

 ここで同氏は共創プロジェクトの事例として、地域活性化プロジェクト「Lenovo House@由比ヶ浜」や未来都市化プロジェクト「SHIBUYA HALLOWEEN」を紹介。「真のデジタルライフ・デジタルワークの実現に向けて、NECレノボ・ジャパングループと一緒に、共創によるモノ・コト創りを始めましょう」という言葉で締めくくった。

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