Nextbit、クラウドベース端末「Robin」をKickstarterで公開--グーグルとHTCの元社員による新興企業 - (page 2)

Roger Cheng (CNET News) 翻訳校正: 編集部2015年09月02日 08時38分

 アプリにアクセスする必要が生じた場合は、ユーザーのすべての設定とアカウント情報とともにそれがスマートフォンに再度ダウンロードされる、同様に、写真や動画についても、実際のファイルがアクセスされるまでクラウドに格納されている場合でも、そのサムネイルがスマートフォンに残る。

 スマートフォンは、時間の経過とともにユーザーがよく使用するアプリとファイルを学習し、どれをクラウドに格納するかを把握するようになると、Moss氏は述べた。

 同スマートフォンは、5.2インチのフルHDディスプレイ、Croyle氏いわく対象物をすばやくフォーカス可能な13メガピクセルの背面カメラ、5メガピクセルの前面カメラ、複数のアプリケーションを同時に処理可能な3GバイトのRAM、2680mAhのバッテリ、モバイル決済を可能にする近距離無線通信(NFC)チップ、充電器やPCに接続するためのケーブル用の小さなUSB Type-Cポートを装備する。LGの「G4」スマートフォンに搭載されているのと同じハイエンドのQualcomm製「Snapdragon」プロセッサが採用されている。

 「Robin」は、本体の右側面に配置されたホームキーに指紋リーダーも内蔵する。Nextbitはロックが解除された「ブートローダ」を提供するので、ユーザーはRobinのソフトウェアに手を加えて、大規模な変更を施すことができる。ほかのスマートフォンベンダーと異なり、Nextbitは、ユーザーが同スマートフォンのソフトウェアをどれだけ改変しても、製品保証を尊重する、と述べた。

 同スマートフォンは「Android Lollipop」を搭載した状態で出荷される予定だ。最新版である「Android Marshmallow」の使用に取り組んでいると、Chan氏は述べた。

 発売当初、Robinのカラーバリエーションは2種類で、本体の上部と下部にダークブルーのハイライトが施されたブラックバージョンと、アクアのハイライトが施されたホワイトバージョンが提供される。背面には、4つの小さなLEDドットを含む雲のロゴが配置されており、ユーザーが何かを仮想ストレージに移すたびにLEDドットが点灯する。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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