今回の勉強会は、コミュニティ向けということもあり、Firefox OS向けアプリの開発ツールの動向について、Mozilla Japanの清水智公氏が解説した。Firefox OSコードリーディングというコミュニティで活動する酒巻瑞穂氏が、「Firefox OS のソースコードリーディング入門」と題して講演し、Firefox OSの内部構造と開発のシンプルさを訴えた。
Firefox OSでは、HTML/CSSとJavascriptでアプリが開発可能になっており、アプリの配信も、これにマニフェストファイルと呼ばれる設定ファイルを同梱するだけよい。Firefox OSアプリの動作確認をするエミュレータも、Firefoxに「WebIDE」機能として搭載されており、特別なツールを用意しなくても、すぐに開発を始められる。
さらに、「ウェブインスペクタ」と呼ばれるウェブページ制作時に利用できる機能がWebIDE上でも動作するため、Firefox OSアプリのHTML/CSSもウェブデザイナーであれば容易に解析できるという。Moziilaでは、開発者向けFirefoxとして安定版リリースの6週間前に提供している。
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