USBポートは最低でも2基は必要だ。現在の大半のノートブックは、USB 3.0ポートを2基以上搭載している。USB 3.0は旧規格のUSB 2.0より高速だが、外付けHDDなど、接続するデバイスがUSB 3.0に対応していなければ、その性能は発揮されない。SDカードスロットはやはり欲しいところで、動画出力のHDMIポートも同様だ(最近はMini DisplayPortも増えている)。今ではどのノートブックもWi-Fi機能を備えており、ほとんどのWi-Fi信号やルータに対応している。Wi-Fiの最新仕様に対応しているモデルを選ぼう。現在は802.11acだ。
将来的には、「USB-C」ケーブル1本ですべてが接続される(12インチMacBookのように)時代がやって来るかもしれないが、今のところそれほど普及しておらず、便利に使えるとは言いがたい。
ほとんどの場合、「ノー」という答えで差し支えないだろう。一部の15インチや17インチのモデルを除けば、大半のノートブックで光学ドライブは搭載されなくなった。なくても困らないという人が多いはずだが、今でもストレージとして、あるいはメディアの再生フォーマットとして、CDやDVD、Blu-rayにこだわるユーザーも一部にはいる。どうしても必要という場合は、50ドル以下の外付け光学ドライブを購入しよう。
要求スペックの高いPCゲーム(「The Witcher 3」「Grand Theft Auto V」など)をノートブックでプレイする場合を別とすれば、元から組み込まれているグラフィック機能を使うだけで十分だ。Intelの現行モデルが本格的なゲーマーに向いていないのは確かだが、カジュアルゲームや古いゲームには通用するし、最近のゲームでもビジュアル設定を低画質にし、ゲーム内の解像度を落とせば対応できるだろう。とはいえ、デスクトップでもノートブックでも、GPUは以前よりはるかに高性能になっている。NVIDIAの最上位カード「Titan X」を一式そろえると、デスクトップの価格が9000ドルを超えてしまうこともある。
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