スマートフォンの多くに標準搭載されているであろうアプリのひとつ「計算機」。ちょっとした計算時に便利なアプリだが、標準搭載されているだけあって、機能的にはとてもシンプル。そこで今回は、標準計算機の代替アプリとして利用できる「多機能計算機」をピックアップ。常用できるものから、ちょっと変わった計算に対応できるものまで数多く配信されているが、その中でも特に実用性の高いモノを選んでみた。
このアプリの特徴は、計算してきた履歴を表示できる点にある。つまり、計算過程をチェックできるというわけだ。「mc」や「m+」といったメモリーキーをスワイプすると、関数計算キーに切り替わる。バックスペースによる一文字削除にも対応し、まさにスマートフォン向けの正統派計算機といった様相だ。本アプリは無料(広告あり)バージョンだが、有料の「計算機プラス」(広告無し)も用意されている。表示スペースの問題もあるので、気に入ったら有料版を検討してもよいかもしれない。
>>計算機プラスダウンロードページ
スワイプによる数式スクロール、ロングタップによるコピー&ペーストに対応した関数計算機。四則演算、三角関数、逆三角関数、指数関数、対数関数、べき乗関数、べき乗根関数、階乗、絶対値の演算機能などに対応。縦位置操作時は画面下部に数字キーを、中央に関数キーを配置。横位置操作時は右側に数字キー、左側に関数キーが配置される。関数電卓は専用性が高く、電卓としては高価なものだが、本アプリを使えば無料でスマートフォンを関数電卓化できる。なお、本アプリは広告ありの無料版だが、広告無しの有料版「関数電卓 Panecal Plus」も用意されている。関数電卓の場合は専用のキーが多く、広告スペースが操作性を悪くすることもある。有料版は250円なので、気になる人はそちらを試してみるとよいだろう。
>>関数電卓 Panecalのダウンロードページ
いわゆる四則演算を行う「通常の計算機」のほか、長さ、重さ、広さ、体積、温度、圧力、速度、燃費計算に対応する「単位の計算機」、ドル、ユーロ、円など90カ国の通貨に対応した「通貨の計算機」など、複数の“計算機”機能を搭載しているのが特徴。計算機モードを切り替えることで、対応するさまざまな計算が可能になる。特に、「通貨の計算機」は、最新のレート情報を読み込んで計算可能。この他にも、自動車の燃費計算や健康(肥満度、基礎代謝量)の計算にも対応する点はおもしろい。単純な計算機としてはかなりシンプルだが、計算モードを切り替えることで多様性をもたせている。
>>日常生活の計算機のダウンロードページ
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