さくらインターネットは3月22日、提供するIaaS「さくらのクラウド」の利用料を3月1日にさかのぼって無料とすることを発表した。パフォーマンス低下やアクセス障害などのトラブルを受けての措置となる。
さくらのクラウドは昨年12月からデータを格納するストレージのパフォーマンス低下で頻繁に負荷が増大する状況が続いている。同社は改善を図るためにファームウェアアップデート作業を行っているが、メンテナンス以降に長時間の停止が発生し、改善の効果も得られていないという。根本的な解決に向けてストレージメーカーと努力を続けているが、現段階で解決のめどは立っていないとしている。
さくらインターネットでは、ユーザーが安心して利用できない環境であることから課金できる状況ではないと判断。「当面の間」無料で提供するとしている。無料期間でも、サポートや運用体制、開発体制は従来通りを維持するとしている。ユーザーへの情報提供体制については、全面的に見直していく。サポート面でも改善を進めていくとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手