不愉快に感じている対象が違法なこと(職場環境を不快なものにする差別やセクシャルハラスメント、パワーハラスメントなど)であれば、会社に届け出ればよい。そして届け出ても解決されなければ訴訟すればよい。しかし、そうできないのであれば、それはただの愚痴でしかない。
ほとんどの人は退職後の自分について考える余裕を持っていないため、そういった話題を持ち出すことは、自らがいかに恵まれているのかを見せつける行為となる。そんなことをすれば後でしっぺ返しが待っているだろう。
噂話は悲惨な結末しかもたらさない。恋愛の当事者たちが自分たちのことを秘密にしておきたいと考えているとしたらどうだろうか?また、噂話をしている相手が、そのカップルと三角関係にある、あるいは三角関係にある人物を知っているとしたらどうだろうか?ともかく人の噂話はやめておこう。
後で反故にするぐらいなら申し出ない方がよい。信頼を失ううえ、権力を持った大物に見せかけたいだけの薄っぺらな小物だと見すかされてしまう。現実を直視しよう。あなたはそれほどの大物ではないはずだ。
これは昔、筆者の上司であった人から言われた言葉である。その時の上司は、離婚で全財産をせしめた前妻について語っていたのだが、仕事上の過ちであっても一生ついてまわるようなものがある。こういった過ちについては、「10 Ways to Destroy Your Management Career」(あなたのマネジメントキャリアをメチャメチャにする10の行動)という記事で採り上げている。
上記の他に、職場で口にすべきではないことがあるだろうか?またあなたには、職場で口を滑らせたおかげで、思いがけない大きなトラブルを招いたという経験はないだろうか?
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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