James氏:大きな投資を行い、多数の製品を投入する主要な技術分野といえば、電力効率やパフォーマンス、インターネット接続といったものが思い浮かびますが、セキュリティもそれらに似ています。セキュリティは、データセンター、ノートPC、デスクトップPC内のIntel製品、そして「Atom」ベースのあらゆるデバイスに関係します。それが組み込み型の製品であっても、テレビや自動車、携帯電話、タブレットであってもです。セキュリティは主要な購入基準であり懸念事項でもあります。ですから、製品ライン全体に及びます。
James氏:セキュリティはハードウェアで強化することができます。ソフトウェアのみのソリューションも可能ですが、ハードウェアと組み合わせることでより堅固にすることが可能です。その両者を組み合わせた価値提案が、今回の買収の動機につながったものの1つです。実際に、Intelのチップに機能強化を追加して、より強力な保護を消費者に提供することができます。ハードウェアでソフトウェアを補完する機会はいくつもあります。攻撃を阻止する、攻撃から回復する、特定の攻撃に対抗するソフトウェアを強化するなどです。このようなことをわれわれは考えています。McAfeeは現在のところ、全製品をオープンな市場で、複数のプラットフォームに向けて販売していく意向です。ただしチップの機能を利用して強化したセキュリティ製品ラインを持つ可能性もあります。とはいえ、この中には数年先のことも含まれています。適切な予測を立てる必要があります。
(米CNET編集部注:要約すると、将来はIntelチップに組み込まれた技術を利用してセキュリティを強化するMcAfeeソフトウェアが登場するだろうという趣旨)
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