メールで送るだけでファイルをPDF化してくれる!「Koolwire」

Koolwire
内容:「Koolwire」は、手持ちのビジネス文書やテキスト、画像ファイルをオンラインでPDFに変換できるサービスだ。変換したいファイルをメールに添付し、指定のメールアドレスに送付するだけで、PDFに変換したファイルがメールで送り返されてくるというユニークな仕組みを採用することが特徴だ。
  • サイトは英語だが、手順の表記は分かりやすく、特に迷うことはないだろう。強いて挙げれば画面右上の「10Mバイト以下」「10Mバイト以上」のアイコンの意味するところがやや分かりにくい程度か

 オンラインでPDF形式に変換してくれるウェブサービスは、前回紹介した「ExpressPDF」など、いくつもの種類が存在しているが、今回紹介する「Koolwire」は、メールのみでやりとりが完結してしまうというユニークな仕組みを採用したサービスだ。

 手順は非常にシンプル。サイト上に記載されたメールアドレス「pdf@koolwire.com」に対して、変換したいファイルをメールに添付して送る。これだけだ。およそ2分ほど経つと、PDF化された該当ファイルがメールに添付されて返信されてくるという仕組みである。送り先のメールアドレスはそのたびに生成されるわけではなく常に一定なので、アドレス帳に登録しておくとよさそうだ。

  • 変換したいファイルをメールに添付し、指定のメールアドレス「pdf@koolwire.com」に送付する。件名や本文は空白のままで問題ない。また、複数ファイルを添付することも可能だ

 日本語表示にも問題なく対応しており、前回の「ExpressPDF」が苦手としていたファイル名の日本語表示にも対応する。WordやExcel形式はもちろんPowerPoint形式にも対応、またOffice2007形式のファイル(docx/xlsx)もサポートしているので、これらを閲覧するアプリケーションがインストールされていない環境下でファイルの内容を確認するのにも役立つ。なお、容量が10Mバイトを超えるファイル向けに、ブラウザからアップロードする方法も用意されている。

 ほかのサービスと比較した場合の大きな特徴は、やはりサイトへのアクセスが不要なことだろう。メールアドレスさえ控えておけばブラウザすら立ち上げなくて済むというのは、非力なPCなどでは非常にありがたい。

 またPDFへの変換以外にも、PDF→Wordファイルへの変換、またmp3ファイルとwaveファイルの相互変換に対応しており、それぞれ専用のメールアドレスがサイト上に用意されている。用途に応じて使い分けるとよいだろう。

  • しばらくすると「Files successfully koolverted :-) 」という表題のメールにPDFが添付されて送られてくる。スポンサーの広告が表示されているが気になるレベルではない

  • 変換されたPDF。「ExpressPDF」のように出力クオリティこそ選択できないものの、レイアウトの再現性は高く、日本語も文字化けしない。ちなみに対応するフォーマットはWord(doc/docx)、Excel(xls/xlsx)、PowerPoint(ppt/pptx)、Visio(vsd)、MS Project(mpp)、JPEG、GIF、TIF、RTF、txtとかなり多彩

  • 10Mバイトを超えるファイルについてはメール添付でなくサイトから直接アップロードして変換する

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