外観は小さいおもちゃ、その実態は?--「カワユすぎるぅ!ラブリーなクマケータイ」 - (page 2)

子供のために作られた「小熊ケータイ」

 このクマケータイは台湾のicareによるもの。子供が使うことを真面目に考えた子供のためのケータイなのだ。そういえば日本では子供の学校へのケータイの持込みが議論されているが、このクマケータイのようにゲームもできなければコンテンツも見られない、でもきちんとご両親と連絡は取れる、なんてモノなら安心できるのではないだろうか?

 ではさっそくパッケージから見てみよう。箱のサイズはちょっと大きめ。パッケージデザインもケータイっぽくない。お母さんが子供を抱いているやさしいイメージがいかにも子供向け製品という感じだ。今までのトンデモケータイとは全然雰囲気が違うが、メーカーが社運をかけて本気で作った意気込みが伝わってくるかのようだ。

 そしてパッケージを開けてみると、きゃー、かわいぃー!(はぁと)と叫びたくなるようなクマ型ケータイが鎮座している。ここでケータイ本体を取り出す前に、まずは付属品を見てみよう。本体左に入っているのが子供向けのマニュアルだが、まるで母子手帳か塗り絵の本か、といった感じで中身もラブリー。もちろんきちんとした大人向けマニュアルは別途パッケージの下に入っている。ほかにもクマのステッカーがついてくるなど、子供がこれを買ってもらったらうれしくてうれしくて眠れなくなっちゃうんじゃないだろうか?ってくらい楽しいパッケージになっているのだ。

 また極めつけの付属品がネックストラップポーチ。ボディーカラーに合わせたTシャツ型で、これにクマケータイ本体を入れて首からぶら下げて持ち歩けるのだ。これならケータイをなくす心配もないし、ケータイが鳴ってもすぐに取り出せるのがナイス。なおSAR値(Specific Absorption Rate)は0.208w/kgと低めに抑えられており、子供の健康にも考慮した作りとなっている(値はマニュアルに明記)。

ケータイとは思えぬパッケージデザイン。サイズはやや大きい(SIMカードはサイズ比較用)
ケータイとは思えぬパッケージデザイン。サイズはやや大きい(SIMカードはサイズ比較用)(※画像をクリックすると拡大します)
パッケージを開けると子供用マニュアルとクマケータイ本体が並んでいる
パッケージを開けると子供用マニュアルとクマケータイ本体が並んでいる(※画像をクリックすると拡大します)
子供向けマニュアルの中身。絵本のようでもある
子供向けマニュアルの中身。絵本のようでもある(※画像をクリックすると拡大します)
付属のTシャツ型ポーチ。Tシャツの色も本体に合わせている
付属のTシャツ型ポーチ。Tシャツの色も本体に合わせている(※画像をクリックすると拡大します)
本体を入れるとこんな感じでキュート!
本体を入れるとこんな感じでキュート!(※画像をクリックすると拡大します)
裏には名札が入るなど芸が細かいねぇー
裏には名札が入るなど芸が細かいねぇー(※画像をクリックすると拡大します)

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