ECの「アシスタント」実現を目指すシンクーの「ShoppingFinder」 - (page 2)

岩本有平(編集部)2008年10月17日 19時45分

 ShoppingFinderのメインユーザーは30代から40代前半。男女比は85対15ほどだが、2〜3割の検索ワードは女性向け商品となっており、女性のアクティブ率は高いという。

シンクー代表取締役社長の池田順一氏 シンクー代表取締役社長の池田順一氏

 シンクーはPCに搭載できるミドルウェア「NetPublisher」を自社開発しており、ShoppingFinderにもこのミドルウェアを採用している。

 このNetPublisherを利用することでサーバを経由せずにPC対PCでの情報共有も可能となるため、将来的には「ユーザーの反応を見てコミュニケーション機能を追加していきたい。それによって、例えばとデジカメを買いたいがどの機種を買うべきか迷った時に、他のユーザーが注目している商品は何か分かる、というような『ショッピングアシスタント』にしていきたい」(池田氏)としている。また、直近の機能追加として、Yahoo!オークションをはじめとしたオークションサイトを横断検索の対象範囲に広げていく予定だ。

 同社ではすでに導入しているアフィリエイトや検索連動広告に加え、検索履歴などを元にしたマーケティングデータの販売などで収益化を目指す。

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