ライフログサービス「Life-X」始動--最速レビュー - (page 3)

加納恵(編集部)2008年09月25日 13時01分

安心して使えるフレンド機能と共有設定

 Life-Xは個人でコンテンツを管理するほか、フレンド機能を利用することで、あらゆるコンテンツを友人、知人とシェアできる機能を持つ。ただし友人の検索にはメールアドレスか名前が必要になるため、従来のソーシャルネットワーク・サービス(SNS)に比べ、敷居はかなり高い。

 これは「身近な友人、知人と写真や動画を共有して楽しんでほしい」というコンセプトに沿ってルール付けされたもの。そのため各コンテンツの共有設定も「共有しない(プライベート)」「フレンド全員に共有する」と個々に設定できるほか、各フレンドごとに共有設定を切り替えられる。

 アルバムを特定の友人にのみ共有設定とすることも可能。各共有コンテンツには、コメントを付けることで意思疎通がとれ、伝言板的役割も果たす。

メールアドレスか名前で友人を検索できる。友人を招待することも可能だ メールアドレスか名前で友人を検索できる。友人を招待することも可能だ (画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます)
コンテンツの共有情報は詳細な設定が可能だ。「花火大会」のアルバムを友人を選んで共有コンテンツにする コンテンツの共有情報は詳細な設定が可能だ。「花火大会」のアルバムを友人を選んで共有コンテンツにする (画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます)

FlickrもYouTubeも一元管理、保存できる

 Life-X最大の特徴とも言えるのが、外部共有サイトとの連携だ。これは画像はFlickr 、動画はYouTubeと、点在していたコンテンツをLife-X上に一括表示、管理することができるというもの。現在表示できる共有サイトは以下のとおりだが、今後数は増加するものと見られる。

  • 写真共有サービス:Flickr、Picasaウェブアルバム、フォト蔵
  • 動画共有サービス:YouTube、eyeVio
  • ウェブクリップサービス:はてなブックマーク、Yahoo!ブックマーク
  • ブログ/メモサービス:Twitter、一般的なブログサービス

 外部共有サイトのコンテンツでも画面上では同様に表示され、クリックして拡大すると、各サイトのロゴとサイト名が表示される仕組み。他社サイト上のコンテンツでもアルバム作成やフレンド共有などの機能はそのまま利用できた。

 なお、現在Life-Xでは動画のアップロードには対応しておらず、YouTubeまたはeyeVioを通じての利用となる。ただし、アップロード済みのコンテンツであれば、Life-X Webクリップブックマークレットを用いて、ウェブクリップできる。

写真共有サイト「Picasaウェブアルバム」のコンテンツをLife-X上に表示。拡大すると右下にpicasaのロゴが現れる 写真共有サイト「Picasaウェブアルバム」のコンテンツをLife-X上に表示。拡大すると右下にpicasaのロゴが現れる (画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます)

PCと携帯電話に留まらない利用機器

 今回はPCを中心に使用してみたが、携帯電話、ゲーム機プレイステーション・ポータブル(PSP)、液晶テレビBRAVIAのアプリキャスト画面からも同様のサービスが利用できる。

 そのためPCが苦手な人でもテレビを介することで利用できたり、時間と場所を問わず携帯電話から更新できたりと、自由度はかなり高い。対応機器も今後さらに増加していくとのことだ。

画像、メモ、ウェブクリップなどをタイムラインビューで表示。メモなどは共有コンテンツにすることで、伝言板的役割も果たす 画像、メモ、ウェブクリップなどをタイムラインビューで表示。メモなどは共有コンテンツにすることで、伝言板的役割も果たす (画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます)
ソニーのポータブルゲーム機PSPからLife-Xへとアクセスしてみた ソニーのポータブルゲーム機PSPからLife-Xへとアクセスしているところ。画面デザインはPSP用にカスタマイズされている (画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます)

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