[レビュー]新ハイビジョン画質1080/60pを実現--ビクター「Everio GZ-HD6」 - (page 3)

ビクター
内容:ハイビジョンカム、HDDカムとビデオカメラ市場をリードしてきたビクターが放つ新ハイビジョン画質1080/60p。この新画質を搭載した新モデルが「Everio GZ-HD6」だ。ハイビジョン、HDD撮影という基本コンセプトはそのままに、コンパクト化、高画質化を実現した最新モデルのその内容は?

豊富な機能で凝った撮影も楽しめる

  • 背面のレバーを上に回すと電源オン。さらに上に回すとムービーモード/静止画モードのトグル切り替えになる。上面にズーム、静止画シャッターを装備

 瞬間起動のスタンバイモードはなく、起動に7秒前後かかるが、電源が液晶ドアと連動しているのでフットワークは悪くない。電源オン/オフと動画/静止画モードの切り替えは、ダイアル式ではなく、レバー式のトグル切り替えになるが、慣れれば違和感なく使えるだろう。

 撮影機能は豊富で、フルオートのほか、プログラムAEとマニュアルモードを装備。ピントの合っている部分の輪郭を青く表示する「フォーカスアシスト」機能や、露出オーバーの部分を縞模様で表示する「ゼブラパターン」表示など凝った撮影機能も継承している。

 コンパクト機ということで、撮影ボタンは少なめで、マニュアル操作は液晶横のジョイレバーとGUIで行う。このためマニュアル撮影にはやや手間がかかるが、オーソドックスなスタイルなので戸惑うことはない。欲をいえば、マニュアルフォーカスなどの操作にマルチダイアルが欲しいところだ。

 手ブレ補正は、GZ-HD7と比べると改善されてはいるが、望遠端での効きは弱めで、細かい手ブレがやや気なった。この点はさらなる改善の余地があるだろう。

 バッテリの持ちは平均的で、実使用で40から50分程度といったところ。やや大型のバッテリサイズからすると、もう少し持ってほしい気にもなるが、バッテリ残量がグラフ表示される点は使いやすい。

  • マニュアル操作はファンクションボタンで呼び出してGUIで選択する方式

  • プログラムAEはバーチャルダイアルをジョイレバーで回転させて選ぶ

  • バッテリ残量をグラフィカルに表示。電源オフの状態でも確認できる

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