E-510にはオリンパスとしては初となる手ブレ補正機構が搭載された。この機構はボディ内にある撮像素子を手ブレの方向や大きさに合わせ移動させることで手ブレによる画像のブレを打ち消し補正するボディ内補正機構と言われるものだ。手ブレ補正機構はレンズ内補正機構を含め、すでに多くのデジタルカメラに採用されている。
今回E-510に搭載されたものは超音波モーターにより撮像素子を動かすオリンパス独自の方式という。その補正効果は実にシャッター速度にして最大約4段分の効果が得られるという。実際にスローシャッターにて手持ち撮影を行ってみるとよくわかるのだが、明らかに手ブレを軽減してくれる。この機構はE-410には搭載されていない。つまりE-410とE-510の決定的な機能の違いはこの手ブレ補正機構があるか、ないかとなるのだ。
E-510およびE-410では有効1000万画素LiveMOSセンサーから出力された情報を処理する画像エンジンとして新開発された「トゥルーピック・」が採用されている。これにより描写力・諧調表現力・色再現力が向上したという。また処理速度も飛躍的に速くなったとのことだ。
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