本体ケースのトップメーカーは、どんな電源ユニットを提案するのか?--Antec「NeoPower(ネオパワー)」 - (page 4)

Antec
内容:自作ユーザーにとって、Antecは本体ケースのメーカーという印象が強い。しかし同社は、自作PCに関わるさまざまなパーツをリリースするメーカーだ。そしてもちろん、Antecは自作PCにとって重要なパーツ、電源ユニットもリリースしているのだ。その最新シリーズが、Antec NeoPowerである。果たしてAntec NeoPowerはどういった電源ユニットなのか? その詳細をじっくり見て行こう。

 このほかの機能的な特長としては、NeoPower430を除くすべてのモデルが、nVIDIAのSLI認可テストに合格していること、ActivePFCを搭載し、電力をより効率的に利用できることなどがある。また、目に見えない部分でも、工業用グレードの保護回路が何重にも搭載されている。

  • 付属のペリフェラル電源ケーブル。2本付属し、1本につき3つのペリフェラル電源コネクタが用意されている。長さは77センチ

  • 付属の6ピンPCI Express電源ケーブル。ユニットから伸びるケーブルと合わせて、2本のPCI Express電源ケーブルが確保できる。長さは60センチ

  • FDD電源コネクタが必要な場合は、ペリフェラル電源コネクタに、付属のアダプタを接続する

 一方、やや趣が異なるのは、NeoPower650 Blueだ。基本スペック、ケーブル構成などはNeoPower650と同等なのだが、電動ファンの構成が大きく違っている。NeoPower650では8センチ角電動ファンが背面に1基搭載されているが、NeoPower650 Blueは12センチ角電動ファンが1基、底面に搭載されているのだ。しかも電動ファンにはブルーLEDが取り付けられ、動作時にクールな電飾となってくれる。

 こういったタイプの電源ユニットが本体ケースの内部空調に必須という場合や、ゲームPCなどで電飾が欲しいという人には、いい選択肢となってくれるだろう。

  • NeoPower650 Blue

  • 電動ファン以外はNeoPower650と同スペック

  • 付属するケーブル構成も同じである

  • NeoPower650 Blue最大の特長は、12センチ角電動ファンが1基、底面に配置されているということ。しかも通電すると、内蔵されたブルーLEDが光る

  • 電動ファンの奥で、光り輝くブルーLED。外で見ると普通だが、暗い本体ケース内部で見ると、かなり派手な電飾である

  • NeoPower650のカバーを開けてみた。なお、製品はカバーを開けてしまうと保証が受けられなくなるし、危険な場合があるので開けないで欲しい

  • 一番目立つのは巨大な2基のヒートシンク

  • コンデンサなどもチェックしてみたが、105度対応のものが使われていた

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