照度センサーを搭載し、部屋の明るさに合わせて画質を調整できる「リビングモード」も選べる。センサーによって明るさを変える機能は以前からあったが、本機のユニークな点は、照度センサーと前記のインテリジェントシステムとの連携が図られている点だ。
例えば、映画を見ていて部屋を明るくすると、画面は明るくなるが、インテリジェントシステムが映画と判断しているので、色は控えめに演出される、という仕組みだ。
BD-ROM対応では、24p入力をサポートするほか、映画の24コマを60Hzで補間するスムースモード、さらに72Hzで3-3コマ補間するアドバンスモードも搭載している。x.v.Colorには非対応だが、Deep Colorをサポート。外部器機との連携は、赤外線で同社DVDレコーダーとリンクする「レコーダーホットリンク」のほか、HDMI(CEC)コントロールにも対応している。
デジタルアンプとサイドスピーカーを採用したサウンドも凝っていて「スピーカーやAVアンプ開発などのスタッフを投入し、カスタムパーツを使って本格的な音作りをしました」。
総じて見ると、映像のレンジ感の広さとともに、賢いAV機能も本機ならではの主張といえるだろう。「ここまで高度な画質調整が行えるのも、パネルのキャパシティが広いからです。今後もパネルの潜在能力をさらに引き出せると感じています」。
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