新しい音楽再生ソフトとして、「VAIO MusicBox」も搭載される。音楽再生ソフトといっても、CDからのリッピングや楽曲のオンライン購入という機能はなく、VAIOの中に溜め込んでいる楽曲ファイルを探し出して分類して再生するものだ。
「VAIO MusicBox」の特長的なところは、その分類だ。12音解析によって楽曲ファイルをそれぞれ解析、それによってノリの良い曲や、クラシック調の曲などを分類、「おまかせチャンネル」で選ぶテーマに沿った曲を再生してくれるという機能がある。さらに「VAIO MusicBox」は曲のさびを自動的に検出して、その部分を再生するさび再生機能がある。
昔のプレーヤーで言うなら、アルバム別再生や、シャッフル再生、イントロ再生といった機能だが、これらをパソコンの処理能力で進化させたものといえよう。
毎日聞く曲なら、再生順を入れ替えれば、少し雰囲気の変わったものとなる。従来ならシャッフル再生程度だったが、パソコンが曲調を判断して選曲すれば、1枚のアルバム内にとどまらず、より進化したシャッフル再生が可能となる。
また、曲の一部をまとめて聞きたいときは、従来なら曲頭を順番に聞く程度しかできなかったが、パソコンが"さび"の部分を探し出してくれれば、その部分だけを聞くことも可能になった。
つまり、パソコンならではの性能を活かした、高機能音楽プレーヤーというわけである。
さらに「おまかせチャンネル」の選曲が気に入れば、*.m3u形式のプレイリストとして書き出し、リストに対応したメモリオーディオプレイヤーなどに読み込ませ、セレクトした曲を外で聞くこともできる。
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