Poserはバージョンが新しくなるたびにフィギュアが緻密になり、3DCG機能も本格的に進化し続けた。衣服や頭髪の着脱、モーフィングによる変形機能、各種マッピング、レンダリング機能の強化、スクリプトによる自動実行機能を備えた。
ボーン機能、髪の毛や布地の物理シミュレーション、レイトレーシング、マイクロポリゴン、被写界深度表現、顔写真をモデルの顔に自動的にマッピングする機能なども装備。
業界標準のOpenGLにも対応し、アニメ調のトゥーンレンダリングを始めとする多機能なレンダリングなどと、3DCG業界の進歩と流行に遅れることなく機能強化してきた。
Poser 7では、セリフに合わせてフィギュアの唇を動かす「リップシンク」、レンダリングにおけるマルチコアプロセッサとHDR画像(HDRI)への対応、100回前までも操作手順を遡ることができる「マルチアンドゥ・リドゥ」など操作性を向上。
複数のカメラを新規設定できる新しいカメラ機能と、アニメ−ションのパーツを個々に分割し、個別制御できる「アニメーションレイヤー」も新搭載した。
「モーフパテツール」は顔の表情やフィギュアの細部を調整する新ツール。ペイントソフトのブラシツールのような感覚で、しわ、あざ、ほくろなどを簡単に、対称形にも対応して加工することができる。
「ユニバーサルポーズ」は接合部や装備、フィギュアの体格に関係なく、どの2足歩行のフィギュアにもあらゆるポーズを適用できる機能。旧バージョンのPoserポーズを採取して、Poser7に保存し直すこともできる。
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