デジタル放送でも快適・快速な視聴録画ができる! 三菱電機「楽レコ」にデジタルモデルが登場 - (page 2)

三菱電機
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内容:CMスキップや1.5秒快速スタートなど使い勝手の良い機能をいち早く採用している三菱電機の「楽レコ」シリーズに初のデジタル機種が登場した。地上アナログモデルでおなじみのハイライト再生はもちろん、ハイビジョン録画した際、ダビングに便利な「TS AUTO」モードを採用し、ひと工夫凝らした独自の使い勝手はデジタルモデルでも継承されている。

TS AUTOモードで便利な3機能が有効に

  • デジタル×アナログのダブル録画を可能にするため、デジタル放送予約の録画モードは、デフォルトでTSモードになる。予約時にモード(黄枠の部分)を「TS AUTO」に変更すると、ダブル録画は不可になるが「オートカットi」「ハイライト再生」「スマートダビング」が有効になる。TS AUTOは予約時のみ選べる

 従来のアナログ三菱レコーダーは、多くの独自機能を搭載していて、本機はそれらの多くを継承し、デジタル放送録画に対応している。これら機能の使いこなしのポイントになるのが録画モードだ。

 本機では、一般のデジタル放送録画用のTSモードに加え、予約専用の録画モードとして「TS AUTO」モードが用意されている。デジタル放送の録画で、以下に挙げる「オートカットi」「ハイライト再生」「スマートダビング」の3つの機能を有効にしたい場合は、番組予約の際に録画モードを、このTS AUTOにセットする。各機能を個別にオン/オフすると操作が煩雑になるので、TS AUTOで一括して有効にしてしまおう、という家電的な発想だ。

  • CMカット機能「オートカットi」の初期設定。本編だけを再生するか、それともCMのみを再生するか?が選べる。予約毎の設定は不可で、この初期設定がすべての予約で有効になる

 以下の3つの機能は、EPG情報を利用するため予約録画でのみ有効になる。なお、本機はデジタル(TSモード)×アナログ(VRモード)のダブル録画が可能だが、TS AUTOモードでは各機能の実現のためにMPEGエンコーダーを併用するので、アナログ(VRモード)とのダブル録画は不可となる。

 「オートカットi」のiはインテリジェントのi。初期設定でこの機能をオンにすると、自動的にCMカットをした本編(またはCM)のみのタイトルを再生できる機能である。シーンと音声の解析によって、不要なシーンをカットして再生できるほか、DVDへのダビングも可能だ。初期設定で、CMカットまたは本編カットが選べる。予約別の設定ではなく、初期設定がすべてのTS AUTOモード予約に反映されるしくみだ。本編だけでなくCMの収集もできるので、CMコレクションをしている録画ファンにも重宝する機能といえるだろう。

 「ハイライト再生」は、スポーツのハイライトシーンだけをダイジェストで時短再生できる便利機能で、スポーツジャンルの予約録画で有効になる。ハイライト再生中の操作は一時停止、スキップのみが可能だ。スローやサーチがしたい場合は、その場で通常再生に切り替えて行う。歓声などの音声を解析することでハイライトを検出するしくみは従来通りだが、アナログ放送だけでなくデジタル放送にも対応。さらにDVを除く外部AV入力でもハイライト再生を有効にできる。

 本機をスカパー!レンタルサービス用チューナーの赤外線リモコンでコントロールできる「スカパー!連動」機能と組み合わせれば、外部入力したスカパー!スポーツ番組のハイライト再生も可能だ。外部入力のハイライト再生はジャンルを問わないので、ビデオカメラ録りをダビングしてハイライト再生する、といった用途にも活用できそうだ。

  • ハイライト再生は、時間と盛り上がり度のバーグラフで表示される。リモコン十字ボタンの左右でハイライト/通常再生を切り替え、上下ボタン10段階のしきい値(黄色いバー)を調節する。バーを上げるほどシーンが絞り込まれるしくみだ

  • ハイライト再生の設定画面。内蔵チューナーのほか、DVを除く外部入力の設定も可能だ。外部入力ではジャンルを問わずハイライト再生できる。スカパー!連動機能と組み合わせると、スカパー!番組のハイライト再生が行える

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