起動すると、まず最初にスタートページが表示される。任天堂のページやOpera Software社のページ、i-フィルターへのリンクがある。ちなみにこのスタートページは変更することが可能で、起動したらそのままインターネット上のページを開くようにすることもできる。インターネットに接続しようとすると、接続できるネットワークを探し出す。この辺はWi-Fi通信対応ソフトで通信をするのと同じ仕様だ。
DSのディスプレイの解像度は、上下とも192×256ピクセルで3インチだ。当たり前だが、PCなどとは比べ物にならないぐらい低い。つまり、大抵のPC向きのページは全体像が表示できないのだ。そこで、「ニンテンドーDSブラウザー」では2つのモードを使い分けられるようになっている。
1つは縦長モードだ。2画面を縦につなげて1画面のように表示して、1度に表示できる情報を多くしている。このときのページは、携帯電話やPDAなどで表示するときと同じように、元のページを成形して横スクロールを使わなくて済むようにしたりしている。
元のページのままを表示させたい場合は2画面モードを使用しよう。これは片方のディスプレイにページ全体を縮小表示させ、もう一方にはその一部の拡大表示が写るようになっているモードだ。この拡大部分は、タッチパネルを使って縦横無尽に動かすことができる。この操作感覚はちょっとしたもので、ペンを使って上下左右にさくさく動かすだけで楽しくなってくるほどだ。
操作は基本的にタッチパネルに表示されている各種ボタンを使用する。左から順に「戻る」「進む」ボタン、更新ボタン、履歴ボタン、URL入力ボタン、お気に入りボタン、検索ボタン、設定ボタン、ヒントボタン、モード切替ボタン、画像on/offボタン、ズーム設定ボタン、画面切替もしくはページ先頭/最後ボタンとなる。
一番右のボタンは、縦長モードの時はページの先頭か最後へジャンプするボタンになり、2画面モードの時は画面切替ボタンになる。画面切替ボタンは、文字通り上のディスプレイと下のタッチパネル付きディスプレイに表示されているものを入れ替えてしまうボタンだ。タッチパネルの方に全体表示を、上のディスプレイに拡大表示をしているときにこの切替ボタンを押すと、それぞれが入れ替わる。
フォームに入力するときなどは、タッチパネル側を拡大表示にしなければならないため(そうしないとフォームをペンで選択できない)、全体表示をタッチパネルで動かしてフォームのところまでもっていった後、画面を入れ替えてフォームを選択するという使い方になるだろう。もちろん、タッチパネルを拡大表示にしているときでも、画面を動かしてスクロールさせることは可能だ。
画像の多いページはどうしても描画が遅くなるが、そんなときは画像をオフにするといい。設定で最初から画像を表示しないようにもできるし、画像オフボタンを使ってそのページだけ画像を表示させないようにすることも簡単だ。
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