中橋氏:「いてよかった」というより、いないと困りますね。
金子氏:起業家の方にとって我々は、まず意見をぶつけてみる相手です。聞く場所になっているのではないでしょうか。
中橋氏:すごくたくさんいますよ。PCと比べればまだ少ないですが、何百万というユーザーがいます。PCは複数ワードの検索が増えていますが、携帯はワンワードが多いのが特徴です。これから複数ワードの検索も増えていくかもしれませんが。クエリが複雑化したら、それに合った広告に活用していけばいいと思っています。
中橋氏:20円から入札競争されています。競争して日々上がっていくのですが、平均で40円くらいです。
中橋氏:公式サイトのトラフィックシェアは、勝手サイトが延びています。ニーズはありますが、公式サイトを中心とした検索がどれだけあるでしょう。auで勝手サイトが延びていくのは僕らにとってもプラスになりますし。グーグルのよさはページランクです。
携帯はリンクを張り合わないので、リンクの数では良いサイトかというのがわかりません。友達同士の他愛のない日記が上に出ることも多いのです。公式サイトのページとは違い、勝手サイトでは良さが発揮できません。もう一歩新しいロジックが必要ではないかと思います。
中橋氏:自信はあります。モバイル市場は小さくてPCを追い抜くことは難しいです。モバイル広告は、手間をかけずに広告を出せるしくみを構築できるかがポイントです。サーチテリアでは、キーワードをカテゴリーでくくってセットで管理するしくみを採用しているので、広告主の方から管理が楽だといわれる仕組みになっています。
中橋氏:うちは入札競争があるから、詳しい事業計画も書けます。ほかでは特許の関係で定額にて行っていますですからまったく脅威は感じません。
中橋氏:創業時のモバイル広告は、出会い、エステ、金融が占めていました。他の広告主が引き気味なこともあったようです。現在では媒体が増えてきて、コマースも伸びている。PCで広まっていてわかりやすいせいだと思います。
中橋氏:米国のネットにおけるSEMのシェアを基準にして、その数年遅れが日本のPC、さらにその数年遅れがモバイルです。その数値を低めに設定して予測したのが32%という数値です。
中橋氏:具体的な数字はいえませんが、トップシェアを目指しています。
中橋氏:厳しくガイドライン設けて、代理店に審査をしてもらっています。出したくない広告はジャンル別にブロックできるようにしています。
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