セキュリティ面の徹底強化で、最新ビジネス仕様となった「VAIO type BX」 - (page 3)

ソニー
VGN-BX90PS
内容:スリム&軽量かつタフネスさというノートPCへの基本ニーズを満たした上で、セキュリティ機能を強化した「VAIO type BX」が登場した。FeliCaカードによるログオン認証を可能にするFeliCaポートやハードディスク内のファイルやデータを暗号化できるセキュリティチップなど、情報漏洩を徹底的に排除する作りは、最新のビジネス仕様にふさわしい内容だ。

セキュリティチップ&指紋認証でPCをガード

 VAIOをVAIOたらしめているもののひとつに、「FeliCaポート」がある。「type BX」にもFeliCaポートは用意されており、Edyカードやおサイフケータイをかざせば、いつでも残高や利用履歴を確認できる。ちなみに、FeliCaポートにはセキュリティ機能もあり、パスワード入力の代わりにカードをかざすだけでWindowsログオンやスクリーンセーバーのロック解除、個人データの保護などを行うこともできる。また、「type BX」には指紋センサーも標準装備されている。人前でパスワードを入力するのがはばかられる際も、指一本で安全・確実にパスワード解除でき、さらに多重化されたパスワードを指紋認証で一度に解除することもできる。

 さらに本体内にはTPM(Trusted Platform Module)セキュリティチップが搭載されている。これは、暗号カギをHDD内ではなくセキュリティチップ内に保持することで、より強固なデータ保護を実現する機能だ。

 もうひとつ、VAIOらしい機能といえば、Webカメラ《MOTION EYE》が挙げられる。これは「type BX」にも搭載が可能で、無線LANやBluetoothヘッドセットなどと組み合わせれば、簡単にインターネット経由でケーブルレス&ハンズフリーのビデオ会議が実現できる。もちろん、《MOTION EYE》はビデオメールなどに使うことも可能だ。

  • CTOではFeliCaポートを選択できる。FeliCaポートは、Edyカードやおサイフケータイ、Suicaカードなどの残高や利用履歴を確認できる

  • FeliCaポートにEdyカードをかざすと、Edy Viewerが起動して残高照会やチャージなどが可能になる

  • FeliCaポートにSuicaカードをかざすと、残高や利用履歴などが確認できる

  • カードをFeliCaポートにかざすだけで、Windowsログオンやスクリーンセーバーのロック解除を行える

  • 電源ボタンの横には指紋センサーが搭載されており、指一本でさまざまなパスワードを解除できる

  • 本体に搭載されている強固なセキュリティ機能を活用するためのソフトウェアもあらかじめプリインストールされている

  • 液晶の上部には《MOTION EYE》が内蔵されており、手軽にビデオ会議を行える

  • Bluetooth内蔵、およびBluetoothヘッドセット付属を選べば、ハンズフリーでチャットを楽しむことが可能

スマートな外観と多機能性を併せ持つ

 そのスマートな外観からはイメージしづらいほど、多機能で拡張性も高い「type BX」。その最大の活躍場所は、もちろんビジネスシーンであることに間違いない。とはいえ、基本性能の高さは一般のノートPCと比べても十分魅力的。CTOではグラフィックアクセラレーターに3Dゲームなどに向いたハイパフォーマンスなATI MOBILITY RADEON X700 256MB HyperMemoryを選ぶこともできる。その意味では、ビジネスユーザーだけでなく、マシンの性能にこだわりを持つ一般の個人ユーザーにも目を向けてもらいたい機種だといえるだろう。

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