新たな欠陥に関する情報が開示されたことを受け、Symantecはコンピュータ業界向けの同社の「ThreatCon」セキュリティレベルを引き上げた。
Symantec Security ResponseのシニアマネジャーOliver Friedrichsは声明のなかで、「一般ユーザーと企業ユーザーの双方がこれらのパッチを適用するなどの事前措置を講じることが重要だ。Microsoftが今日発表した脆弱性により、今後さまざまな脅威やワーム、DoS攻撃の可能性が出てくる」と述べた。
Microsoftはこれらのパッチに加え、セキュリティとは関連しない優先度の高いアップグレードも2件リリースした。このうち1つはWindows Installer用のもので、もう1つはソフトウェアアップデートのダウンロードファイル分割に使われるBackground Intelligent Transfer Service用のもの。
Microsoftは先週、8つのセキュリティパッチと各種アップデートを投入すると示唆していたが、詳細については明らかにしていなかった。
Microsoftはさらに、悪質なコードを削除する技術も刷新した。同社によると、このソフトは現在、Hacker Defender、Mimail、Rbotのほか、Berbew、Bropia Gaobot、MyDoom、およびSoberの新しい亜種の除去が可能だという。
これらのパッチは、Microsoftのウェブサイトからダウンロードするか、手元のシステムで自動アップデートを実行して入手できるようになっている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境