NetIQ、システム監視ソリューション「AppManager」の新バージョンを発売

 NetIQ(望岡信一社長)は、エンタープライズサーバー環境のシステム監視ソリューション「NetIQ AppManager」の新バージョン「NetIQ AppManager Suite 6.0J」を発表した。12月6日から順次出荷を開始する。

 「AppManager Suite」は、企業のミッションクリティカルな情報システムのパフォーマンスとアベイラビリティを向上するシステム監視ソリューション。Windows、UNIX、Linuxなどのマルチプラットフォームインフラストラクチャのパフォーマンスとアベイラビリティを幅広く監視し、強力なレポーティングを実現する。

 今回の新バージョンでは、従来の構成製品である「AppManager」と「AppManager Diagnostic Console」の機能強化を図るとともに、新たに「AppManager Control Center」、「AppManager Performance Profiler」、「AppManager Analysis Center」の3製品を追加。監視対象を大幅に拡張し、IP電話やネットワーク機器および広範なUNIX/Linuxアプリケーションを一元監視する機能を提供するほか、個別サーバーとビジネスアプリケーションの両方の観点からシステム状況を把握できるコンソールを提供する。

 「AppManager Control Center」では、技術視点(サーバー単位)からの監視ビューに加え、ビジネスアプリケーション視点からの監視ビュー(サービスマップビュー)を提供することで、障害のビジネスへのインパクトを即時に判断するほか、複数拠点の監視サーバーを束ねた監視を提供し、数千台規模の監視を可能にする。05年第1四半期の出荷予定。

 「AppManager Performance Profiler」では、異常検知のメカニズムに従来からの絶対指標(固定しきい値)に加え、通常の動作状況から自動的に算出される動的しきい値設定を実現。「普段と違う」時に警告を発行し、異常兆候の検出をより現実に沿った実感覚に近い形で可能にする。05年夏の出荷予定。

 「AppManager Analysis Center」は、統合レポーティングサーバーで、複数AppManager管理サーバー(リポジトリ)に集められた拠点ごとのパフォーマンスデータを一括にレポートし、全社レベルのレポーティングやOLAP分析を可能にする。05年夏の出荷予定。

 価格は、管理対象システムとアプリケーションの台数と種類をベースに算定する。管理対象システムのソフトウェアは、WindowsとLinuxが8万円から、UNIXが13万5000円から、AppManagerオペレータコンソールが39万円から。

 なお、「NetIQ AppManager Suite6.0J」を紹介する「AppManager最新バージョンによるシステム監視セミナー」を、12月7日に東京コンファレンスセンター品川で開催する。

NetIQ
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