NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、顧客のニーズに合わせて、3種類の専用系ネットワークを柔軟に組み合わた企業向けネットワークサービス「ギガストリーム」を6月1日から開始する。
新サービスでは、従来の広帯域バックボーンサービス「ギガウェイ」、イーサネット専用サービス「Etherアークストリーム」、高速イーサネットアクセス回線サービス「ブロードバンドアクセス」を融合化して、顧客の要望に最適な組み合わせで提供する。
いずれも専用系サービスであるため、通信機器や伝送路を共用するIPネットワークと比較して、ルータ、スイッチが少ない単純な網構成で、品質、信頼性、セキュリティに優れているのが特徴。高品質で高い信頼性の通信回線を必要とする顧客に適応できる。
「ギガストリーム」のうち、帯域完全保証型サービスを「タイプG(Guarantee)」、優先制御技術を用いて柔軟な帯域設定を行うものを「タイプF(Flex)」として提供する。これまでNTT Com拠点ビル間の中継サービスとして提供してきた「フレックスギガウェイ」を「タイプF」に名称変更するほか、「タイプG」については、接続タイプにSTMやEthernetを揃え、0.5Mb/s−10Gb/sと低速から高速、広帯域まで幅広くサポートする。
また、「ギガストリーム」の提供にともない、「Etherアークストリーム」として提供していた従来サービスに比べ最大35%の料金値下げを行うとともに、従来の「フレックスギガウェイ」にはなかった低速品目も追加する。これにより、信頼性の高いサービスが、より低コストで利用できるようになる。
なお、同社では、「ギガストリーム」以外に、
――などの専用系サービスを提供しているが、今回のサービス開始を機に、専用系サービスの販売窓口を統合し、サービスの導入検討や比較、問い合わせなどをより手軽にできる体制を整える方針。
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