インターネット総合研究所(IRI)と松下電工は、次世代ネットワークプロトコル(IPv6)対応の接続装置「Home eXchange(HX)」の開発で提携した。両社が3月25日に明らかにしたもの。すでに試作機を完成しており、2004年度の製品出荷を目指すという。
HXの特徴は、IPv6/IPv4デュアルスタックルーター、マルチプロトコル対応ゲートウェイ、プラグアンドプレイといった機能。また、松下電工が提唱する、設備機器をインターネットに接続して遠隔操作を行う技術「EMIT(Embedded Micro Internetworking Technology)」にも準拠する。
今回の提携は、大企業や公共インフラといった「ユーザー網のIP化」が今後進むこと、家庭内のブロードバンド、携帯電話の普及に伴い、セキュリティ設備の充実や設備のネットワーク化が求められていることに対応するもの。両社は今後も、さまざまな製品の商品化を目指し共同開発を展開していくという。
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