あるアナリストによると、Steve Jobs氏が手掛けた最後の大型プロジェクトは「iPhone 4S」でないという。同氏の最後のプロジェクトはさらに次の「iPhone」(ここでは「iPhone 5」と呼んでおこう)だという。
Rodman & RenshawのアナリストAshok Kumar氏は先週の調査メモで、「(次世代iPhoneは)Steve Jobs氏がコンセプトから最終設計まで密接に関わった最後のプロジェクトだった。したがってこの製品は、iPhoneとしてかなりの販売台数を記録するだろう」と記している。Jobs氏が関与した製品であるため、iPhone 5は「熱狂的な支持」を得るだろうと同氏は予測している。
Kumar氏はメモの中で、このiPhoneはiPhone 4Sと同サイズだが、より薄型で画面サイズが大きくなると述べた。また同製品は、LTE(Long Term Evolution)にも対応する見込みであるという。
また筆者は先週、iPhoneの再設計について知っていると主張する別の情報筋とも話をしたが、この人物は「(iPhone 5は)完全に再設計されている。これは、Steveが自分の時間のすべてをかけた非常に大きなプロジェクトである。時間が限られていたため、彼は4Sにはそれほど関与しなかった」と述べた。
iPhone 5は、2012年夏にAppleの開発者会議が開催される頃に発表されるはずだと、Kumar氏の調査メモには記されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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