iPhoneを水没させてしまった、落として画面を割ってしまった──そういった失敗談をよく耳にする。今回紹介するのは、そんな失敗をしてしまった人やスポーツやアウトドアの環境でiPhone使いたいという人にピッタリのiPhoneケースだ。
「LIFE PROOF」(8800円)は単なるiPhoneケースではない。「水」「雪」「塵」「衝撃」という4つの外的要因からiPhoneを保護する機能を持つ。
保護等級クラス最高(IP68)を誇り、泥や砂、塵だけでなく、水や雪、さらには衝撃からもiPhoneを守ってくれるのが最大の特長だ。
iPhoneを落としたときの強い衝撃に耐えられるよう、米軍用規格の落下テスト(MIL-STD-810F-516.5)を経て設計されたもの。本体自体はタフなポリカーボネートのフレームから構成され、2mもの高さからすべての面や角をコンクリートに落下させてもその衝撃からiPhoneを保護できるという。
水にも強く、水深2m以内であればサーフィンやシュノーケリングなど海中や水中で利用できる。11月に開催されたiPhoneケースのイベント「iPhone Accessory Show2011 by 4001field」では実機を3日間連続で水中に沈めたまま展示したが、長時間の潜水にも耐えていた。
最も驚かされたのは、水中での動画や写真撮影だ。これまでにも防水や水中撮影用のケースはあったが、レンズが曇ったりビニール状のカバーが邪魔をしたりして撮影しづらかった。しかし、LIFE PROOFは二重のARコートを施したグラスレンズを搭載。そのため水面でも水中でも鮮明なビデオや写真の撮影が可能になる。ケース本体はハードカバーのため、岩などの障害物にぶつかってもiPhoneを保護できるという。防水対応のヘッドホンを利用すれば、ボートやサーフィンなどをしながら音楽を聴くことも可能だ。
軍用規格にも耐えうる設計になっているにもかかわらず、ケース自体は非常に薄い。メインボディの厚さは10.8mmとスリムなため、ポケットに入りやすく使い勝手がよいケースとなっている。また、周辺をすべて覆っているにもかかわらず、スピーカー部分やマイク部分には穴が空いている。その部分にはさらに薄いフィルタ上のものが張られているため水が入り込まず、シャワー中に映画を観たり音楽を楽しんだり、会話したりもできる。デザイン性と機能性の両面を持ち合わせた、実用性の高いケースだ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」