グーグルのクラウドを支えるテクノロジー > 第136回 Jupiter Evolving:データセンターネットワークでの光スイッチ(OCS)の活用例(パート1)

CTC教育サービスはコラム「グーグルのクラウドを支えるテクノロジー > 第136回 Jupiter Evolving:データセンターネットワークでの光スイッチ(OCS)の活用例(パート1)」を公開しました。

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はじめに
 今回からは、2022年に公開された論文「Jupiter Evolving: Transforming Google's Datacenter Network via Optical Circuit Switches and Software-Defined Networking」を元にして、Googleのデータセンターネットワークにおける光スイッチ(OCS: Optical Circuit Switch)の活用例を紹介していきます。

Jupiterネットワークへの光スイッチの導入
 Googleのデータセンター内部では、Jupiterと呼ばれる独自設計のデータセンターネットワークのシステムが利用されています。2015年には、具体的なアーキテクチャーを解説した論文「Jupiter Rising: A Decade of Clos Topologies and Centralized Control in Google's Datacenter Network」が公開されており、この論文の内容は以下の記事で紹介してきました。

・第13回 1Pbpsのデータセンターネットワークを実現したJupiter(パート1)
・第14回 1Pbpsのデータセンターネットワークを実現したJupiter(パート2)
・第15回 1Pbpsのデータセンターネットワークを実現したJupiter(パート3)
・第16回 1Pbpsのデータセンターネットワークを実現したJupiter(パート4)

 冒頭の論文では、これ以降のJupiterの新たな進化が紹介されており、最大の特徴として、ソフトウェアで制御可能な光スイッチ(OCS: Optical Circuit Switch)を導入して、「Spine」と呼ばれるトップレベルのネットワークスイッチを削減した点が解説されています。今回は、Jupiterの新しいアーキテクチャーを理解するための事前知識となる「光スイッチ」の仕組みを解説しておきます。

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