[ シーメンス】プラント向け配電システムSivacon S8を日本で提供開始

インテリジェントな配電システムかつスマートなモーターコントロールセンタSivacon S8を日本市場で本格販売開始

・インテリジェントな配電システムかつスマートなモーターコントロールセンタSivacon S8を日本市場で本格販売開始
・プラント現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援
・システム運用を最適化、プロセス効率化、予知保全、エネルギーとコスト削減を実現
・制御盤の電気的安全に関する国際規格に適合し、安全性、信頼性を担保




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シーメンス株式会社 (東京都品川区, 代表取締役社長兼CEO: 堀田邦彦, 以下シーメンス)は本日、シーメンスのスマートモーターコントロールセンタ(Motor Control Center、以下MCC)である Sivacon S8を日本で本格的に提供開始することを、発表しました。

スマートMCC Sivacon S8は、各モーター回路を一括管理し制御と保護、データ収集と解析、システム全体の監視、アプリケーションのリアルタイム診断、予知保全を実施する安全で柔軟なインテリジェントな低電圧の配電システムです。鉄鋼、化学、オイル、ガス、水処理等のプラントのプロセスの効率と信頼性を向上すると同時に、エネルギーデータを管理することによりアプリケーションのエネルギー消費とコストを削減します。

2021年に国内においてSivacon S8の設計、製造を開始し、日本の顧客の要望へのきめ細かい対応や国内でのコミッショニングの実施の体制が整ったことにより、この度、本格的に国内市場へ事業展開を開始することとなりました。シーメンスはSivacon S8の提供により、化学製品、素材などのプロセス製造産業におけるデータ活用によるデジタルトランスフォーメーション(DX)に貢献してまいります。

継続的なエネルギーマネージメント
Sivacon S8に搭載されたサーキットブレーカ3WA/3VAや各フィーダーに搭載されたインテリジェントモーターコントロールユニットSimocode proはシステムの監視と保護に加えて電力監視機能と通信機能を標準装備しています。配電盤システム全体のエネルギー監視と負荷回路ごとの電力モニタリングをリアルタイムで実施します。配電盤とデバイスの状態だけでなく、エネルギー消費に関する透明性が高まり、より迅速な障害診断と予知保全が可能になります。

システム統合管理でデジタル化を促進
Sivacon S8は通信機能を搭載した制御機器を介して設備全体のネットワークに統合され、上位管理システムにより包括的なエネルギー管理システム、または全体的な予知保全戦略に貢献します。また、シーメンスの分散制御システム(Distributed Control System、以下DCS)Simatic PCS 7によりシステム全体の設計、製造、インストールからコミッショニングまで統合した制御システムの構築が可能となります。さらに、シーメンスのクラウドベースのオープンIoTオペレーティングシステムである MindSphereとのシステム統合によりクラウドベースの分析システムの利点を活用することもできます。

国際規格IEC61439に適合
Sivacon S8は機械制御盤の電気的安全に関する国際規格IEC61439に適合しています。詳細はwww.siemens.com/sivacon-s8 (英文)

シーメンスAGについて
シーメンスAG(本社:ベルリンおよびミュンヘン)は、170年にわたり、卓越したエンジニアリング、イノベーション、品質と信頼性、そして国際性を象徴するグローバルなテクノロジー企業でありつづけています。ビルや分散型エネルギーシステム向けのインテリジェントなインフラストラクチャー、プロセス産業や製造業向けの自動化、デジタル化の分野を中心に、世界中で事業を展開しています。シーメンスはデジタルと現実世界を結びつけることで、お客様と社会に貢献します。鉄道、道路交通のスマートなモビィティー・ソリューションの主要サプライヤーであるモビリティを通じ、シーメンスは旅客および貨物サービスの世界市場の形成をサポートします。さらに上場会社であるSiemens Healthineersの過半数の株式を保有することで、医療技術やデジタル・ヘルスケア・サービスの世界の大手サプライヤーでもあります。また、送電および発電の世界のリーダー企業であり2020年9月28日に株式上場したシーメンスエナジーの過半数未満の株式を保有しています。2021年9月30日に終了した2021年度において、シーメンスグループの売上高は623億ユーロ、純利益は67億ユーロでした。2021年9月30日時点の全世界の社員数は30万3000人です。詳しい情報は、リンクにてご覧いただけます。

日本におけるシーメンスグループ
シーメンスは、1887年に東京・築地に初めてのオフィスを開設して以来、130年以上にわたり日本のお客様から信頼を寄せられるパートナーとして尽力してまいりました。海外のシーメンス同様、都市化、人口動態、気候変動、グローバル化、そしてデジタル化といったメガトレンドに対して最適なソリューションをご提案しています。シーメンスは先進的な製品やサービス、ソリューションにより、お客様に競争優位性をご提供しつづけるとともに、昨今の環境問題に対応してまいります。2021年9月末に終了した2021年度において、日本のシーメンスの売上高は約1625億円、社員数はおよそ2,500人です。詳しい情報はリンクにてご覧いただけます。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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