三菱重工機械システム、次世代型デッキクレーンを「Sシリーズ」と命名 遠隔監視機能を追加した「Sシリーズコネクテッド」とあわせ2021年1月から販売開始

◆「Sシリーズ」はデータロギングによるユーザサポート、オプションで油圧機器自己診断が可能
◆「Sシリーズコネクテッド」では、通信機能によりリアルタイムで遠隔監視が可能に



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三菱重工グループの三菱重工機械システム株式会社(MHI-MS、社長:池田 直昭、本社:神戸市)は、船上での荷役作業に用いられるデッキクレーンの名称を「Sシリーズ」と命名し、さらにデータの遠隔監視機能を追加した「Sシリーズコネクテッド」を2021年1月から販売します。

「Sシリーズ」は、PLC(Programmable Logic Controller)を標準搭載し、運転時間、運転モード、アラームの発動状況の履歴を汎用規格のメモリーカード(SDカード)に自動記録する機能を備えています。それらの履歴確認により、トラブル発生時の状態把握と迅速な対処を可能としています。また、オプションで油圧・スピードセンサーを追加することによるアップグレード(データロギング・アドバンス:DLA)を選択可能で、そのDLA搭載機では、船員自身による油圧機器性能の正確な診断も実現しています。

「Sシリーズコネクテッド」は、DLA搭載型「Sシリーズ」に遠隔通信機能を追加したモデルで、その初号機の開発を完了、実船投入しました。デッキクレーンのデータが無線通信により本船ブリッジまで自動転送されるため、ブリッジ内のPCからデッキクレーンの運転状況をモニタリングすることが可能になります。

MHI-MSは、この次世代型デッキクレーンの投入により、船員自身による保守管理、トラブル解決のサポートを実現しました。また、この「Sシリーズ」を軸にデジタル化をさらに進め、事故リスクの低減までを見据えたユーザーフレンドリーな製品の提供により、ライフサイクルコストの低減に貢献していきます。

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プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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