テレワーク増加で失われる、都市生活の魅力

Citrixの調査で、従業員が自宅で生産的に仕事をしているため、 都市部での生活はもはや重要視されていないことが判明

Citrix® Systems, Inc. (NASDAQ:CTXS)が、米国の労働者2,000人を対象に、パンデミックの影響で大都市での生活に対する認識がどのように変化したかを調査したところ、回答者の4人に1人が、テレワークをきっかけに都市部から移住した、または移住する計画があることが明らかになりました。

米国フロリダ州フォートローダーデール - 2020年10月26日
- Citrix® Systems, Inc. (NASDAQ:CTXS)が、米国の労働者2,000人を対象に、パンデミックの影響で大都市での生活に対する認識がどのように変化したかを調査したところ、回答者の4人に1人が、テレワークをきっかけに都市部から移住した、または移住する計画があることが明らかになりました。

パンデミックをきっかけにテレワークが世界中に広がり、通勤が前提の業務形態が変化し、仕事はよりバーチャルになりました。キャリアとしての成功を収めるために立地は以前よりも重要ではなくなり、多くの人材が都市部から地方へ移動していることが明らかになりました。

生産性に境界はない
調査対象の中で、都市部から地方に移動した労働者の大多数(37%)が移動した主な理由は、仕事が100%リモートで恒久的に行えるようになったからだと答えています。 さらに25%は、週に一度だけオフィスに出勤する必要があると答えています。しかし、重要なことは、22%がパンデミックの影響で、どこにいても仕事ができ、オフィス勤務の時と同じように高い生産性を維持しながら仕事に従事できることが証明されたと答えていることです。

CitrixのExecutive Vice President of Strategy 兼Chief Marketing OfficerのTim Minahanは次のように述べています。「テレワーク中の従業員は、洗濯物をしたりNetflixを見たりして毎日を過ごしていると誤解されがちだが、実際は、テレワーク中の大半の従業員がオフィスにいるときよりも集中力と生産性を維持しながら長時間働いていることが数字で示されています。考え方を変え、柔軟なワークモデルを採用することで、企業は従業員の潜在能力を最大限に引き出し、ビジネスを前進させることができます。 」

不動産戦略の再考
歴史的に、大都市と都市生活は、キャリアとしての成功の象徴とされてきましたが、それには明らかな理由があります。都市は大企業の中心的な仕事の拠点としての役割を果たし、人と機会で溢れているからです。しかし、多くの企業が不動産戦略を再考する中で状況は変化しています。
調査回答者の44%が、パンデミックの影響で企業は都市部のオフィススペースを縮小すると考えています。
16%が施設を完全に閉鎖すると答えています。
米国の知識労働者の半数以上(69%)は、オフィスに近いことがキャリアの成功につながるとは考えていません。また、仕事をするために都市部の立地が重要だと感じている人は21%に過ぎません。

成功するための空間づくり
今回のパンデミックを契機に強制的に行われた壮大なテレワークが実行されるにつれ、多くの企業が生産性はどこにいても維持できることに気づき始めています。 また、成功するために必要なスペースを従業員に与えることで、より健康的なワークライフバランスをとることができ、ひいては従業員のエンゲージメントとパフォーマンスを向上させることができると認識し始めています。

Citrixが2019年にCentre of Economics and Business Research(Cebr)と共同で実施した調査によると、柔軟な働き方を通じて、年間119億時間、つまり一人あたり105時間を個人活動や余暇活動に充てることができるとしています。

このような状況を考えると、今回の調査で、28%の知識労働者が実際に都市に住むことは不利だと考えていることは驚くべきことではありません。

新たな道を切り開く
パンデミックが都市に与える真の長期的な影響は、まだ明らかではありません。しかし、多くの知識労働者がそのまま以前の働き方に戻ることに消極的であるということは事実です。実際、Citrixの調査に回答した人の32%は、どこからでもできる100%リモートワークの働き方が可能であれば、減給を受け入れると答えています。
このことを踏まえて、「企業は労働力モデルと労働力戦略を再考し、今後も予測が不可能なビジネス環境に対応するため、ダイナミックな方法でリソースを管理できる柔軟なモデルを検討する必要があります」とTim Minahanは述べています。
結果がどうであれ、都市の未来は天秤にかけられています。そして都市生活の利点は、最終的には柔軟な働き方とそれがもたらす利点に勝るものではないかもしれません。

調査方法
本調査はCitrixが世論調査会社OnePoll(www.onepoll.com)に依頼し、テレワークで実施可能なポジションに就いている米国のオフィスワーカー2,000人(回答者の多くは知識労働者-経済的利益を生み出すために知識を使用する労働者)を対象に2020年9月にがオンラインで実施されました。

Citrixについて
Citrix(NASDAQ:CTXS)は、オフィス、自宅、現場など、仕事が行われる場所に関わらず、一貫して充実した労働環境を提供できるように支援します。 CitrixのDigital Workspaceは、従業員が最高の仕事をするために必要なものを提供し、Citrixのプラットフォームは、ユーザーエクスペリエンス、ITの柔軟性、セキュリティを兼ね備えており、イノベーション、レジリエンス、事業継続性を促進します。Citrixの詳細についてはwww.citrix.com/ja-jp/ をご覧ください。

©2020Citrix Systems, Inc. Citrix、Citrixのロゴ、およびその他のマークはCitrix Systems, Inc.の所有物であり、米国特許商標庁およびその他の国で登録されている場合があります。 その他のすべての商標はそれぞれの所有者に属します。

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