最終更新時刻:2010年12月18日(土) 8時00分

CNET Japan AD Special - ハイビジョン録画の新潮流 iVDR&Blu-ray

BDライブラリへのニーズが高まる

 iVが次世代の超大容量メディアだとすれば、BDは本格普及の時期を迎えた新世代の光メディアといえるだろう。一時期は「テレビ録画は録って見て消すだけで良い」というタイムシフト派が多かったのだが、最近になって「やはりハイビジョンのままBDに長期保存したい」というライブラリ派も再び増えてきた。

 この変化は、BDの録画環境が普及したことと関係している。BDレコーダーの普及に加え、ハイビジョン録画PCなど、BD保存に対応したデジタル機器も増えていて、これらがBDの録画環境を後押ししている。

 また、デジタル放送の録画にダビング10が導入されたことで、ダビングの失敗を気にせずにBDへのライブラリ保存が可能になり、アーカイブの敷居が大きく下げられたことも理由として挙げられるだろう。

 BDの価格も手頃になり、BD-REやDL(2層)メディアもリーズナブルな価格になりつつある。

 こうしたトレンドから、BDを使ったライブラリ録画がぐっと身近になってきたのだ。

マクセルが録画用BDを一新

 「ライブラリ保存に使うBDは、信頼性の高いメーカーのものを選びたい」という声も多く聞かれるようになってきた。マクセルのBDは、そうしたニーズに応えるメディアの筆頭に挙げられると思う。同社は、MO(光磁気ディスク)やCD-Rの時代から、デジタルアーカイブの文化を支えてきた"光メディアの老舗"だからだ。

 そのマクセルが11月に録画用BDシリーズを一新する。BD-R(-R/-R DL)は1-2倍速、1-4倍速と最新の1-6倍速メディアまで、BD-RE(-RE/-RE DL)は1-2倍速メディアまで全15品種の多彩なBD新ラインアップを用意し、ライブラリ録画を本格サポートする構えだ。

店頭でもわかりやすいよう、BD-REは赤を、BD-Rは青をベースにしたデザイン 店頭でもわかりやすいよう、BD-Rは青を、BD-REは赤をベースにしたデザイン

定評あるメディア性能

 マクセルのBDを勧める理由として、まず挙げられるのが高いメディア性能である。BDは先端の高精度な記録メディアであるだけに、メーカーによって記録特性や耐久性などに差が出やすい。

 同社の新BDシリーズは、最高1-6倍速までの各記録に適合するワイドマージンの高性能記録膜を採用している。このほか、高精度スタンパや基板成形技術、BDに必須のハードコート技術など、高度なメディア生産技術と品質管理によって高い記録特性と耐久性を実現している。こうしたノウハウによって、最新スペックの6倍速BD-R DLでも安定した長時間録画と長期の保存性を確保している。

 さらに、各社の新旧BDレコーダーとの互換性を検証したコンパチビリティの高さも信頼性の大きなポイントといえるだろう。

高速6倍速、片面2層の最新スペック版では地デジ放送が360分録画可能 高速6倍速、片面2層の最新スペック版では地デジ放送が360分録画可能

購入時に選びやすい

 BDのメディア規格はDVDよりシンプルではあるのだが、最近はメディアのタイプが増えたので、購入の際に内容をよく確認する必要がある。

 BD-RとBD-RE 、DLの確認はもちろんのこと、特に記録速度をチェックして買いたい。1層で250GBもあるBDは記録時間が比較的長いため、使っているレコーダーに最適な記録速度のメディアを選んだほうが快適に使えるからだ。

 こうした購入ポイントを明瞭にするために、新シリーズでは、パッケージ表のウインドウに記録速度などのスペックを分かりやすく明記している。さらに、パッケージ裏にも用途を表にした「簡単ナビ」を明示して、間違えのない購入をサポートしている。

楽しいライブラリ作りをサポート

 ライブラリを作る楽しさにも、こだわりが感じられる。インクジェットプリンターを使ったレーベル自作派に嬉しいのが、すべてのプリンタブルメディアが内径22mmの「ひろびろ超美白レーベル」を採用している点だ。

 マクセルの新BDシリーズなら、どのプリンタブルメディアでも、ディスク面を最大限に使ったワイドなレーベル作りが楽しめる。さらにデザインひな形のダウンロードサイトも利用できるなど、デザインする楽しみを存分に味わうことができる。

 また、MDでお馴染みの、インクが滲みにくい「書き楽インデックス」も同梱されている。

 「お洒落なディスクが欲しいけれど、プリントする手間と時間がない」という人には、5色の「グラスファイバー調レーベル」採用のBDを勧めたい。レーベルのデザインは最近発売された「レザー調レーベルのDVD」と同じくらいスタイリッシュで、硬質な質感には大人びた高級感が感じられる。これは、とっておきの録画や、友人へのプレゼントディスクなどに最適だろう。

 というように、マクセルの新BDシリーズは、性能的に安心して選べるだけでなく、欲しいディスクを確実に選べる点でも安心であるし、楽しく使いこなせる、という意味でも、多くの録画ユーザーに勧められるだろう。

プレゼントにも最適なスタイリッシュで高級感のあるグラスファイバー調レーベル プレゼントにも最適なスタイリッシュで高級感のあるグラスファイバー調レーベル
ページリンク
サイト紹介

日立マクセル株式会社
マクセル[maxell]オフィシャルサイト。DVD、CD-Rなどのディスクメディア、電池、 リーダライタ、デバイスなど製品の情報。ドライバやラベルなどのダウンロードも。