製品情報

Model 02

OQO

Model 02

【主なスペック】
【発売日】
2007年02月
【メーカーサイト】
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ユーザーレビュー

2007年06月07日 21時13分
総評
世界広しといえ今現時点(07年6月)で手のひらサイズで本格的?にXP/Vistaが動く、マシンとしては世界最小、最軽量です。表示能力も5inchの光沢液晶画面で明るくて見やすく、おじさんの目でも文字をクッキリと読むことができ、動作もこの大きさからは想像も出来ないくらいサクサク動作します。巷ではもうそろそろIntel Ultra Mobile Platform 2007のUMPCが出始める頃ですがOQOは別格です。持っている事に非常に満足感を覚えるマシンです。

質感、外観
手に取った時、手触り自体は合金のザラザラ感にズッシリとした重量感。約25mmの厚みの文庫本を一回り小さくしたサイズに500mlペットボトル1本が載っている感じと言えばイメージできるでしょうか。見た目のコンパクトさと重さ感のギャップがまず感動です。各部の仕上げも質感もよくチャチさは無いです。ただ残念なのはOQOのイメージと言えば前モデルの01シリーズの様なメタリックな感じなのと、もう少しコンパクトではありましたが、細かいバージョンアップされたスペック等を考えるとこの大きさで、黒の筐体もなかなかなもんです。


操作感
電源を入れるとOQOの画面が出てきてしばらくすると見覚えのあるWindowsXP(当方はTablet Edition)の画面になります起動時間もそんなに思っていたほど遅くなく動作(特に休止からの復帰等)は前モデルよりサクサク感はあります。スライドキーボード自体は初ではないのですが英語配列なのとOQO独自のギミックがありますのでまずはそれに慣れることが必要です。それからThinkpadを凌ぐトラックポイントの完成度には脱帽です。まぁ値段の差と言ってしまえばそうなんですがZERO3やEMONEみたいなキーボードとは比べ物にならない位しっかりとしたクリック感があり筐体の横幅が狭いおかげで親指が難なくキーボードの中央まで届き普段PDAユーザーなら違和感無く長文でも親指でパシパシテキストを打ち込む事が可能。ただ長時間両手でグリップしていると本体の重さがありますので、バランスなどではリナザウ等には負けますが重さの部分を抜かせば満足できると思います。暗い場所でのチョットした打ち込みでもキーボードバックライトがあるので非常に便利です。スライド部分等はしっかりとしていますが手荒に扱うと壊れるかもしれないですね。


液晶表示
画面の解像度は、800×480ドット、外部出力は1920×1200ドット。低い解像度を感じさせない色々とギミックがあり、画面表示サイズをキーボードの拡大、縮小ボタンで切り替えが可能。さらにディスプレー右下のスライドバー(感圧式か静電式か?)は狭い画面を縦横無尽に感覚的にスクロールできるので非常に便利です。擬似解像モードで変更する時にディスプレー上にどれ位の大きさになっているかとかが表示されるのでこれも便利です。光沢液晶ですが写りこみも少なく表示も非常に明るく普段は輝度調整を下から2番目位で使っておりますそれでも十分明るいし、とても視認性が良いです。また初めから保護フィルターも貼られているので気をつかう貼り付け作業からも開放されます。

タブレット機能
小生自身あまり必要としない機能なので詳しく触れないですが電磁誘導式なのでキャリブレートして色々操作するのですが画面が小さいこともあるのか思ったようにペンを使うことが出来ないです。電磁誘導だと筆圧が全く関係ないので文字を入力中、ペン先を離したと思っても連続して入力されてしまう(一筆書きっぽい)のがなかなか慣れないです。たまにPDA(感圧型)と勘違いしてよく手でポチッたりしています。(>_

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