製品情報

MFC-8820J

ブラザー

MFC-8820J

【主なスペック】
【発売日】
2005年02月
【メーカーサイト】
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ユーザーレビュー

2004年09月09日 00時00分
はじめに
 プリンタの使用歴は10年以上前からあり、7年前にはすでにレーザープリンタを導入たことはありますが、複合機の使用は初めてです。複合機といえばインクジョットの物が主流ですが、すでにレヴューしてあるLBP-2410というカラーレーザープリンタを持っているために、インクジェットに固執する必要もなく、またADFや両面印刷機能、各種ネットワーク機能に魅力を感じ、今回購入することになりました。

使用環境
パソコン Sharp Mebius MURAMASA MV-5CA
(MobilePenIII-1.3GHz 60GB HDD、256MBメモリ、11Mbps無線LAN内臓)
プリンタ CANON LBP-2410
スキャナ なし

機能拡張
ネットワークボード「NC-9100h」
 某量販店で 10,000円で購入することが出来ました。
128MBメモリ
 http://www.kahlon.com/rm19239_Brother_HL-1650.htmlにて 36ドル(送料 12ドル)で購入できました。
 追加トレイは未購入です。

良かった点
・思いのほか良い印刷品質
・高速な印刷速度
・高速なコピー機能
・両面印刷機能
・ADF対応(50枚まで)
・ナンバーディスプレイを追加接続電話機で表示できる
・印刷時の騒音が比較的静か
・ネットワーク経由でFAXとスキャナ、印刷が使用できる
・画像の読み取りにCCDを使用しているために本をスキャンして綺麗
・ウォームアップが比較的早い(20秒くらい)
・ランニングコストが安い(カタログでは 2円/枚)
・機能のわりに値段が安い
・比較的幅を取らない

悪かった点
・スキャナ機能はネットワーク経由だとカラー原稿の読み取りが遅い
・スキャナ機能はいったん画像をメモリに読み込んでからパソコンに転送することが出来ない
・スキャナ機能は本体のスキャンボタンを押しただけではすぐに画像が読み取れない
(PC側で操作が必要)
・スキャナ機能がかなり手抜きに作られている(説明書には項目すらない)
・説明書のネットワーク機能に関する説明が手抜き
・どうせならA3まで対応して欲しい
・ADFで読み取り時に原稿サイズを自動で認識して欲しい
・ADFにも両面読み取りが欲しかった
・全般的にパソコン側で設定できる機能が少なすぎる
・カタログに載っている拡張メモリがすでに生産終了している
(載せる意味があるのだろうか?)
・ナンバーディスプレイは本体か電話機の片方にしか対応していない
・電話番号非通知拒否機能がない
・特定電話番号拒否機能がない
・(LIPSみたいな)プリント規格が未公開
・Linuxは今のところネットワーク未対応(?)

賛否両論?
・形がダサい……かも
・機能が複雑
・スキャナは写真画質には向かない
・MacOS Xはネットワークスキャナ機能が使えない
・コピーの時はスキャン速度が速いので手で原稿を押さえていると歪む
・全般的に説明書が手抜きで上級者向け
・付属ソフトが最低限

結論
 ブラザー工業製品は価格がキヤノンやシャープといったブランドよりも安いために、安かろう悪かろうのイメージがあったのですが、この製品に関しては「スキャナ機能以外」はとても満足しています。ただしスキャナ機能に関してもADFが付いている点では、とても満足しています。
 私の場合はSOHOですらなく完全な一般消費者なのですが、仕事柄、コピー・スキャン・印刷の機会が非常に多いために、FAX以外の機能で大きく役立つことになりそうです。
 競合メーカーの複合機よりも機能も良く、さらにレーザー両面印刷なので、価格よりも機能が大きく上回っている名作ではないかと感じます。もっともカラー原稿は私の場合はCANON LBP-2410で打ち出しているために、それほど不自由していないということもあります。

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