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アルプス

MD-5500

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ユーザーレビュー

2003年04月06日 00時00分
ネットで“MD-5500”で検索するとかなりヒットしますので、いろいろ知っている方も多いかと思いますので、良い点・悪い点、向いている人・向いていない人という点で書きます。

良い点
・耐候性・耐水性抜群:インクジェットプリンタ(以下、インクジェットと略す)には真似の出来ないレベルです
・カッティングシートやプラモデル用デカールに印刷できる:インクジェットでは無理です。自分では試してないのですが、試したら追記します
・メンテナンスが楽!:全てのインクジェットに有るかどうかわかりませんが、“インクヘッド・クリーニング”、“ヘッド調整”の類いの必要がありませんので、つまらないことに煩わされません(決して、メンテナンス・フリーではありません)
・印刷品質が高い:商用印刷に限りなく近い品質です。色の出方などはALPSの昔からの特徴で、若干暖色系が強く、人によってはインクジェットの方が良いという人がいるかもしれませんが・・・


悪い点
・ランニング・コストが高い:確かに5, 6色が一体になったインクタンクを使用していた何年か前のインクジェットに比べれば、各色別体の“インク・カセット”を使っているので、多少低いのですが、かなりもったいない使い方をしています
・印刷速度が遅い:熾烈な競走をしているインクジェットの印刷速度には勝てません
・印刷時の音が大きい:通常の印刷でもちょっとうるさいのですが、昇華印刷ともなるとなかなか。それに温度が上がると“ファン”が回り、それが拍車をかけて・・・
・“インク・カセット”を売っている店が少ない
・色の出方などは商用印刷のそれにかなり近く、“素人”さんには扱いづらい
・印刷できない紙がある:ルーズリーフなど穴が開いている紙は不可、封筒などでも問題が出る可能性大
・これだけではネットワークで共有が出来ない
・RIPがOSXに未対応:RIPを買う気が無い人には関係ない話なのですが、PostScript環境が欲しい人にはちょっと問題かも


向いている人
10万円台でPostScriptプリンターが欲しい人(MD-5500 + RIPで\11万位)
デザイナー、DTP関連の人で自分でカンプまで作りたい人
正確な図面等を出力したい人
水に浸(つ)けておいても大丈夫なくらい、耐水性のある印刷物を出力したい人
色を含めた印刷品質のためならうるさくても、とろくても良い!って人


向いていない人
お手軽に印刷したい人
フチナシ印刷、両面印刷、CD-Rプリントがしたい人
優香ちゃん、中田選手のファン
大量に年賀状を印刷したい人:できないわけではありませんが・・・


専用紙では、最新のインクジェットに比べ、若干見劣りする部分もあります。
しかし、トータルで見れば決して負けてないことがわかります。
あと、オプションの昇華印刷による印刷物は一見の価値があります。

悪い点も多く書きましたが、そんなことを感じさせないくらい多くの魅力を有しています。

印刷品質と言っても言葉では説明しづらい部分もあるので、興味のある方はALPSにサンプルを送ってもらうといいですよ。多分おどろきます。

ALPSのfaq
http://www7.alps.co.jp/read9.asp

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