製品情報

ケンウッド

DPC-MP727

【主なスペック】
【発売日】
2001年04月
【メーカーサイト】
LINK

ユーザーレビュー

2001年05月29日 00時00分
富士通のFMP300Sを使っていましたが、記憶容量の問題から
CD-R(W)が使用できるプレーヤーが欲しくなり、本機を買いました。
普段は通勤(自転車)時に聞いています。

で、実際に使ってみての感想ですが、音質はとてもいいです。
さすが、音響メーカーだけあるな、って感じでした。
ディスクにはアルバム10枚くらい入るので、
1週間以上は「同じ曲を聴く」ということがないので、とてもいいです。

しかし、長い時間使用してみるといろいろと不満がでてきました。
・操作音が出ない
リモコンや本体の操作ボタンを押しても「ピッ」というような
操作音が出ません。
つまり、かばん等に入れて再生ボタンを押しても
「本当に再生されているのだろうか」という不安に駆られます。
今まで、いろいろなポータブルプレーヤーを販売してきたケンウッドなので
その辺の使いやすさは研究してると思ったのですが。。

・CD-R情報の読み込みが遅い
CD-RにフルにMP3などを書き込んでいるとCD情報を読み込む時間が
以上に長いです。これはCD-R使用のプレーヤーすべてかもしれませんが、
再生ボタンを押しても実際に音楽が聞こえてくるのが40秒後くらい。
操作音がでないこともあって、本当に動いているのかわからなくて困ります。

・日本語表示ができない
本体についている液晶に曲名が出るのですが、日本語は文字化けします。
せめて、日本語に対応していないなら表示しないほうがまだマシだと
思うのですが、文字化けした字がスクロールしているのを見るのは
やっぱり、気分悪いです。。

・全体的に安っぽい
本体のデザインもそうですが、なによりもリモコンが安っぽいです。
今、普通のCDプレーヤーにはだいたい液晶がついているもんですが、
それもないですし、ぱっと見5年前くらいのテープウォークマンの
リモコンみたいです(笑)
たとえば、FM300Sでは液晶はもちろん、「MP3」という文字も入っていて、
これがMP3プレーヤーであることがわかります。
そういうところが抜けている気がします。

まとめると、「音楽を聴く」ということに関しては音質がいいため
満足できると思います。
しかし、リモコン使用時や操作感などがとても安っぽく、
とてもポータブルプレーヤーを作りつづけてきたメーカーのものとは
思えないです。

つまり、「机に置いて聴く」という用途ならとてもいいでしょうが、
バックに入れて液晶も見えないという状態では
とても使いにくい機種です。

その辺が我慢できる、もしくは気にならない人なら
いい機種なのではないでしょうか。

でも、正直、もう少し最悪の操作感やチープさは何とかできたのでは。。
そういう意味では不満の残る機種です。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]