製品情報

Psion

Series5mx

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ユーザーレビュー

2001年02月03日 00時00分
このたびS5から5mxに乗り換えました。
両者を比較しつつ日本語環境にも触れてみたいと思います。
前回のS5のときのレビューではあくまで英語版としての意見を書きましたが
今回はUniFEPV2をインストールした状態でのレビューです。

まずは外見から。

とても評価できるのはあらゆるカバー類が本体から外れないようになっている点でしょうか。
このおかげで紛失することはほぼ無いでしょう。
スタイラスはワンプッシュで飛び出し形も特徴がありいいですね。
各種PDAのスタイラスをならべても絶対に判別できます。
色が黒からグレーになったんですが色は黒のが好みでした。
これは使っているNotePCがThinkPadなせいもありますね。
でも表面がラバーコーティングから普通の塗装になったのは評価できると思います。
S5のときのコーティング、あれもいいんですが強度が無く使い込むとぼろぼろでした。
でも普通の塗装になったので通常使用では問題はなくなったと思います。
筐体自体は若干強度が下がったような気がします。
キーボードを打っていると特に下のほうだとたわみが大きいようです。
もしかしたら固体差かもしれませんがどうなんでしょうか。
キーボードは材質が変更されちょっと安っぽくなり滑りやすくもなりました。
この辺はコストダウンを考えた結果なんでしょうが残念です。
さらに音声メモのスイッチがボディと同色でない為カッコ悪いです。
この辺りは改善を望みます。

次に中身でも。

S5から比べるとクロックが倍に引き上げられたんですが確かに
以前よりキビキビと動きます。
特にわかりやすかったのがコントロールパネルを開いたときでした。
S5のときは押してからワンテンポ送れてウインドウが開いたんですが
5mxは瞬時に開きストレスを感じません。
搭載されるOSのEPOCはもともと動作が軽いのですがより軽く快適になったと思います。
液晶もS5よりはっきりした印象です。
さてインストールされているUniFEPV2ですが軽快に動作し快適ではあります。
標準アプリケーションのほとんどが日本語化され不自由無く使用できます。
さらにフリーソフトを使えば電子ブックが見られたりプロクシ経由で日本語Webサイトも見ることが出来ます。
ユーザーの一部ではあまりにも日本語化されすぎてメニューなどは英語表記のほう
がいいという意見もありますが確実に間口は広くなっていると思います。
出来れば選択できたらいいとも思いました、が日本のパソコンでは
日本語キーボードが使われているのと同じでこれでいいのかもしれません。
裏技もあるようですし・・・
特徴的なのは専用のプログラミング言語としてOPLなる物を積んでいることです。
これがある為にPsionを使っている人も多くPsionがPDAではないことの証でもあります。
腕に覚えのある人ならソフト的な不満なら自分で解消できるかもしれませんね。

総評など。

UniFEPV2のおかげで完全日本語化まではもう少しの所まで来たと思います。
制限付きながら日本語Webも見られるようになってきましたし
メールはもちろんOKです。
ただ値段が高くコストパフォーマンスは悪いのは変わりませんし
PIM連携などを完璧にこなすのは日本語版を待つ必要があります。

現状では英語版に毛が生えた程度の半日本語版ですが人と変わった物が欲しい人、意地を張って使いつづけられる人などにはお勧めです。

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