チップセットがIntel815epでSocket370のタラティン対応。DRAMのスロットが３つあってオンボードで５．１ｃｈがついていたり、エラーを音声で知らせてくれたりとそこそこの機能がついていたりしてお買い得感があります。問題があるとすれば、全ての機能が中途半端なレベルである感が否めないのところでしょうか。

信頼性に関しては、そこそこのものかと思いますが、あまりいいほうではないと思います。WindowsUpdateを導入すると、音源のドライバ更新が可能な旨表示されますが、これを導入したら音源の設定がおかしくなったりしてシステムが不安定になってしまいました。原因がよく分からなかったので、とりあえずドライバを元に戻すことで対処しましたが。それ以外では起動中にマウスとキーボードの認証に失敗してしまう場合があります。こちらも原因不明です。
相性はあまりよくないです。MB製造元のHPを見てもイマイチ情報が無いのに加えて、日本メーカー製のパーツとの相性があまりよくなかったりします。ファームの問題だとは思いますが、今後対処する予定がなさそうなのでパーツ選びには注意が必要です。
拡張性は通常レベルではないでしょうか。PCIスロットが６本ありますので。また、５．１ｃｈについても光デジタルにアップグレードが可能です。
扱いやすさはについては扱いにくい部類に入ると思います。日本語マニュアルが英語版に比べて貧弱なのが理由の１つですが、その他では添付されているCDで自動インストールをすると、OSがWin2kなのにWin2k用じゃないドライバを強行インストールしてしまうようで、次回の起動時にシステム起動でハングアップしてしまいます。(Win98の場合は問題ありませんでした）2kの場合は手動でインストールする必要があります。
コストパフォーマンスはどうなのでしょうか？いろいろついて1万円ちょっとで買えるので安いほうかもしれませんが、メーカーサポートがお粗末だったりして付加部分に見劣りするのが気になります。（メールしても返事無しとか）
初心者向けのMBでないことだけはたしかだと思います。