同時期のVIA/ＢＸマザーと何ら変わらない良いものだと思います。
ＯＣ設定(FSB150まで)や耐性などほとんど同等の性能は持っていますので、
あとは長期間の耐久性の問題とメーカーに対する信頼でしょうか？
サポートは良いとは思えないのが残念です。
今でも他社製よりは若干安く中古が出ることもあるので、
安ければ安い分良いと思います。
むしろクセが無く使いやすかったとも言えますし、
ＢＨ６のような起動時の問題(ＣＰＵ換装後のＣＭＯＳクリア)も無く、
サクサクっと動いた印象が強いです。

電源コネクタの配置はＳｌｏｔから離されていて扱いやすいのですが、
DIMM1〜3/FDD/IDE/IDEと平行になっているため、
メモリフル実装時には特にFDDコネクタが扱いにくそうです。
それと電解コンデンサが妙に少なくて意味も解らずに不安になります。
VIAチップなのでBXマザーよりメモリ周りなどで遅いのですが、
ATA66対応なので差し引きゼロとしたいところです。
実際はATAはPCIのカードで別対応も出来ますが、
ノース・サウスチップ間が遅いのなどはどうにもなら無いので、
やはりデメリットに近いかも。

体感で差が出るほど使う人は既にこの世代の板は使う事は無いので、
あえて問題とはしません。