2003年02月10日 00時00分
いまひとつ成り上がれないイメージのSOYOですが、
実際に扱ってみて他の有名メーカーとの差は感じませんでした。
むしろ扱いやすいとさえ思えました。
BIOSからFSBや電圧もいじれますし、
ファンコネクタなどのコネクタ類の配置も及第点といったところです。
PLL ICが汎用性の高いもののようで、SoftFSBでOS上でもFSB変更が出来たり、
VIAチップなのでメモリインターリーブがDIMM1枚で可能、
FSB+33MHz動作なども出来るのでFSB66のCPUをそのまま使う人には、
メモリ周りで良いような気もします・・・がVIAチップです。
SOYOはメモリのOC耐性が微妙に低い場合がありますが、
VIAチップ搭載の板の場合は(元々遅いので)問題にはなりませんでした。
それよりも1.5GBまで載せられる事の方が実用上は大きいと思います。
ASUSなどの同クラス品に比べ数千円安く入手できそうなことを考えれば、
コストパフォーマンス良いと思います。
難点としてはVIAチップのドライバのインストールで躓きそうな初心者や、
バージョンによってはパフォーマンスが落ちるものがあった気がします。
全くの初心者でも向上心がある人などには問題は無いと思いますし、
中級者でも遊べる部分があると思います。
古いマザーでも日本語マニュアルがPDFでサイトのフォルダに残ってますし、
BIOSもかなり古いバージョンまで残されていたりします。
サポートに問い合わせた人の話では良い対応だったと聞きますし、
そういう面ではメーカーに対して信頼が出来そうです。
ただし、Slot1世代の板は電解コンデンサに問題がありますので、
やはり僅かに不安は残ってます。
しかし壊れても壊れてもよく直るので個人的には好きです。
(現在SOYOのマザーのジャンク修復率は80%オーバー・他社は60%前後)