国際審査・認証機関の仏ソコテック日本法人 INPEXと出光興産が全日本空輸に提供する カーボンニュートラル ジェット燃料の算定・運用システムの 妥当性確認及び検証を実施

G7広島サミットにあわせたCO2排出量ゼロフライト実施をサポート

ソコテック・サーティフィケーション・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、執行役員社長:二場 誠吾、以下ソコテック)は、株式会社INPEX(本社:東京都港区、代表取締役社長:上田 隆之、以下INPEX)及び出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:木藤 俊一、以下出光興産)の依頼に基づき、カーボンニュートラルジェット燃料(以下、CNジェット燃料)のカーボンニュートラルの算定・運用システムの妥当性確認及びカーボンニュートラル化の検証を行いました。

当該プロジェクトは、G7広島サミット(主要国首脳会議)の開催に際して、2023年5月中(1日~31日)、G7の舞台となる現地、広島空港を離発着する全日本空輸株式会社(以下、ANA)の全便をCO2排出量実質ゼロフライトにしようというものです。INPEXと出光興産が、原油生産からフライト運航時の消費に至るジェット燃料のサプライチェーン全体で発生するCO2全量(以下、LC*1 CO2 排出量)をニュートラル化するカーボンクレジットを調達し、出光興産がカーボンニュートラル化されたジェット燃料としてANAに供給を行います。

ソコテックは、INPEXおよび出光興産が定める「CNジェット燃料運用マニュアル」に基づき、対象となるCN ジェット燃料の温室効果ガス(以下GHG*2)排出量が適切に算定され、且つカーボンニュートラル化の手順が適切に運用され算定されているかについて妥当性確認及び検証を行いました。
さらに「CN ジェット燃料 算定・運用マニュアル」並びに「カーボンニュートラリティの実証のための仕様」(PAS2060*3:2014)、「カーボン・オフセットガイドライン Ver2.0」(環境省)を参照し、ISO14064-3*4の要求事項を参照したソコテックの手順に基づいて妥当性確認及び検証を実施し、本年4月28日に完了いたしました。

ソコテックによる妥当性確認・検証の対象範囲は以下です。
- 販売されるCNジェット燃料の算定・運用システム
- 販売対象となるジェット燃料販売量における LC CO2 排出量
- オフセットで使用されるクレジット量

ソコテックは、脱炭素に向けた取り組みをする企業に対し、明確な基準に基づいた審査・検証の実施を通して、カーボンニュートラリティを実証することでネットゼロ社会に向けた貢献をして参ります。

このプレスリリースの付帯情報

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用語解説

*1:LC : Life Cycle の略
*2:GHG:Greenhouse Gasの略
*3:PAS2060:カーボンニュートラルを実証する国際規格
*4:ISO14064-3:国際標準化機構(ISO)による温室効果ガスに関する主張の妥当性確認及び検証のための仕様並びに手引

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