エリクソン、MWC 2015で先進的なデジタルエクスペリエンスを実現する多くのソリューションを発表

・エリクソンMWC 2015で、世界最先端のハードウェア、ソフトウェア、サービスソリューションとイノベーションをデモ(第2ホール・スタンド2N60)
・5G、LTE、クラウド、IP、ネットワーク仮想化、ビッグデータ分析、OSS/BSS、TV・メディアなどのソリューションを展示
・デジタルエクスペリエンスを進化させるネットワーク化社会のチェンジメーカーをサポートするソリューション


エリクソン (NASDAQ:ERIC) は、3月2日から5日までバルセロナで開催されるMobile World Congress (MWC, モバイルワールドコングレス) において、接続することにメリットがあるあらゆるデバイスが接続されるネットワーク化社会を実現する世界最先端のテクノロジーとソリューションを展示します。

チェンジメーカーがモビリティ、ブロードバンド、クラウドといった分野で新しいエコシステムや産業の垣根を越えた変革を生み出すために設計された、様々な革新的なハードウェア、ソフトウェア、サービスソリューションを、エリクソンの専門家が紹介します。

MWC 2015のエリクソンブース (ホール2、スタンド2N60) でご紹介するデモ展示は以下のとおりです。

【5G】
· 5G無線テストベッド: エリクソンの5G無線テストベッドでは、モバイルデバイスによる世界初のデュアルコネクティビティ、すなわち5GとLTEへの同時接続のデモを行います。今日のLTEの進化版であるデュアルコネクティビティは、5Gの開発過程で非常に重要なマイルストーンとなります。デュアルコネクティビティは2020年に商用ネットワークで実用化される見込みです。

· キャピラリーネットワーク:大規模なIoTネットワークの管理方法と、モバイルネットワークを利用した低遅延の制御ループによる処理のデモを行います。

- 将来の5Gシステムのデバイスの大部分は無人のマシンデバイスが占めるため、管理パラダイムを1対1から1対多へ変更する必要があります。

- 自動機械運転では、デバイス近傍での処理が求められます。柔軟なコンピューティングプラットフォームは、モバイルネットワーク全域のリソースを効率的に利用します。

· モバイルネットワークを介したリモート制御: Volvo Construction Equipment (Volvo CE) とエリクソンリサーチは共同で、モバイルネットワークを介して2台の掘削機をリアルタイムでリモート制御するデモを行います。プロトタイプのテクノロジーを搭載した2台のコンパクトなVolvo CEの掘削機は、昨年のMWCで紹介された5Gのコンセプトを完全に実現します。この共同研究プロジェクトは、将来の5Gネットワークには何が必要とされるのか、ICTはどんな変革をもたらせるのか、最新技術で何が実現できるかに焦点を当てています。

【無線】
· Ericsson Radio System: 最大の見所の一つは新しいEricsson Radio Systemです。2014年から2020年の間に世界の6歳以上の人口の90%がスマートフォンを利用し、トラフィックが8倍増加すると予測されています。これを見越してモバイルデバイスユーザーのアプリカバレッジを改善するために設計されたモジュール型のネットワークソリューションであるEricsson Radio Systemには、先進的な設計思想が採用されています。エリクソンのマルチコア・ベースバンドア[NK1] ーキテクチャ上で業界最高水準の性能を実現し、消費電力、設置面積、取り付け時間を劇的に低減するEricsson Radio Systemは、事業者にとって5Gへの道を拓く製品です。

· エリクソン製品のLTE性能デモ: ライブデモで以下を実演します。

- Psiカバレッジ:今後30億を超える新たなモバイルブロードバンドユーザーを優れたコスト効率で接続するために設計されたPsiカバレッジ

- シングルベースバンドのTDD-FDDキャリアアグリゲーション:世界で初めて後方互換性を保ちながらソフトウェアのみでベースバンドのアップグレードを実現し、業界トップクラスの性能を発揮します。事業者はソフトウェアの単純なアップグレードだけでTDDのカバレッジと容量をネットワークに追加できます。この機能はNetworks Software 15Bによって実現します。

- License Assisted Access (LAA):4.5Gテクノロジーの1つであるLAAは、ライセンスドとアンライセンスドの周波数を組み合わせて、屋内のスマートフォン向けアプリカバレッジを拡張します。

- スマートフォンとタブレットの相互運用性:世界中の大手デバイスメーカーの最新製品を用いて、スマートフォンとタブレットの相互運用性のデモを行います。

【マネージドサービス】
· NOCおよびSOC: 世界中の事業者を代行して行っているネットワーク運用におけるネットワークオペレーションセンター(NOC)の利用方法をデモします。NOCは無線アクセスネットワークの可用性、パケット損失率、セッションアクティベーション時間などの測定結果を監視していますが、音声、Webアクセス、動画ストリーミングなどのサービス品質の監視については効果的でない面もありました。エリクソンは今年初めてサービスオペレーションセンター (SOC) からサービス品質を監視する方法のデモを行います。

【OSS/BSS】
· Operation Support Process as a Service: エリクソンが結んだ通信ネットワーク運用契約に基づいて通常使われているツールとプロセスのポートフォリオを、事業者向けのサービスとして提供します。Operation Support Process as a Serviceは、OSS/BSSツールをサービスとして提供することで、お客様の総所有コストと投資ニーズを削減します。

· Billing-as-a-Service: エリクソンの請求処理と通信業界に関する専門知識の組み合わせから誕生した独創的なサービスです。これには革新的なレートプラン、柔軟性、請求処理、ロイヤリティ褒賞、ビジネスインテリジェンスなどが含まれます。

【TVおよびメディア】
· Pay TV at Web Speed: エリクソンのクラウドベースの革新的な次世代ペイTVプラットフォームが、最も柔軟なTVエクスペリエンスを実現します。

· Media Delivery Network: ソフトウェアのみで構成され、固定ネットワークとモバイルネットワークでマネージドコンテンツとアンマネージドコンテンツの両方を提供するソリューションを、メディアを軸としたビジネス機会に結びつける強力なプラットフォームに進化しました。最新のクラウド及び仮想化技術を利用したこの新しいソリューションは、ネットワーク効率向上、QoE改善、付加価値サービスを実現する技術を組み合わせ、柔軟なビジネスイネーブラのフレームワークとして機能します。

【クラウドおよびIP】
· 新IPルーター: 無線とIPトランスポートを統合し、Ericsson Radio System及びエリクソンNetwork Managerと緊密に連携して大容量と統合SDN機能を実現した新しいRouter 6000シリーズをご紹介します。またNFVインフラ向けの新しい仮想ルーター製品のデモも行います。

· Ericsson Cloud System:業界の垣根を越えてあらゆる業務を処理するフルスタック型ソリューションとして、5Gへの道しるべとなるプラットフォームを提供します。OpenStack、仮想ネットワーク機能、ハイブリッドクラウド向けポリシードリブンPaaS、クラウド環境のデータインテグリティ、データセンター向けハードウェア、計画と実行を含むクラウド導入戦略に基づく、リアルタイムNFVクラウド実行環境のデモを行います。

· Wi-Fiコーリング: スマートフォンに搭載されたネイティブ機能とVoice over LTEとのシームレスなインタワーキングを実現する、Wi-Fiベースの音声呼と動画のデモを行います。

【産業と社会】
· 産業と社会向けのナレッジ管理: インテリジェントな物流を例として「産業と社会向けのナレッジ管理」のデモを行います。自動化とナレッジ管理による貨物列車輸送のユースケースの処理をご覧いただけます。

· 海運ICTクラウド: 海上の船舶と陸上の人々を結ぶマネージドクラウドソリューションは、船団の管理を支援し、エンジンと燃料消費の監視、ルートとナビゲーション管理、船員の福祉といった用途に利用されています。

【エキスパート分析】
·カスタマーエクスペリエンスを改善する分析: 事業者は、カスタマーエクスペリエンスの改善手法としてビッグ
データから得られた知見に注目しています。しかし分析ソリューションに複雑な通信イベントを解釈するための適切なルールがないために、フォーカスが狭すぎたり、実際の運用、カスタマーケア、マーケティングのプロセスに組み込めなかったり、有用な知見を見落としたりすることがよくあります。エリクソンは強力な分析、知識抽出、閉ループ処理を備えた画期的なビッグデータ分析ソリューションを発表します。エリクソン独自のグローバルな経験と、ネットワーク、OSS/BSS、運用にわたる通信事業の専門知識を結集したソフトウェアソリューションは、今日のチェンジメーカーたる事業者が求めるリアルタイム性を備えた、カスタマイズ可能なエンドツーエンドのCEMソリューションです。

エリクソン:Mobile World Congress 2015

スペインのバルセロナで開催されるMobile World Congress 2015で、エリクソンは世界トップレベルの技術、サービス能力、イノベーションをご紹介します。ネットワーク化社会はすべての産業に変革をもたらします。ICTを活用したツールは、今や企業、人々、社会の日常に欠かせない基本的なリソースとなりました。エリクソンは、モビリティ、ブロードバンド、クラウド分野の発展を導くハードウェア、サービス、ソフトウェアソリューションを通じて新たなエコシステムの基盤を築き、あらゆる産業に本質的な転換をもたらします。この転換がもたらす変化はすべての人々の利益となります。
私たちエリクソンは、今年のモバイルワールドコングレスで、ネットワーク化社会においてチェンジメーカーがデジタル体験に変革をもたらす機会についてお話しします。
エリクソンのブースは、MWCのホール2、スタンド2N60です。イベント期間中は@Ericssonでエリクソンをフォローし、ディスカッションにご参加の場合は#MWC15をご利用ください。イベント開催期間中、エリクソンの専門家とネットワーク化社会のエバンジェリストがブログ(英語)でその知見を公開します。


報道関係の皆様へ

高解像度の写真とブロードキャスト品質の動画は以下でご覧いただけます。
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エリクソンは通信技術とサービスを提供する世界有数の企業として、ネットワーク化社会 (Networked Society)の実現を目指して邁進しています。エリクソンは世界中の大手通信事業者との長期的な関係を通じて、人々、ビジネス、社会がそれぞれの可能性を追求し、持続可能な未来を創成しようとする取り組みを支援していきます。
エリクソンのサービス、ソフトウェア、インフラストラクチャ、特にモバイル、ブロードバンド、クラウド分 野におけるそれらの技術は、通信とその他の分野における事業の改善、効率の向上、より良いユーザー体験の提供、新しいビジネス機会の創造を実現します。
180 カ国で事業を展開し、11 万5000 人を超える社員を擁するエリクソンは、グローバルな事業規模と、テクノロジーおよびサービスにおけるリーダーシップを備えています。エリクソンは今日、25 億人を超えるエンドユーザーへのサービスをサポートしています。世界のモバイルトラフィックの40%以上がエリクソンの提供するネットワークを利用しています。エリクソンは、我々のソリューションとそれらを活用するお客様が常に時代の最先端にいられるよう、研究開発への投資を行っています。
エリクソンは 1876 年に設立され、本社所在地はスウェーデンのストックホルムです。2014 年の売上高は331 億USドル(2,280 億SEK)です。エリクソンは、NASDAQ OMX ストックホルムおよび NASDAQニューヨーク証券取引所に上場しています。

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プレスリリース提供:PRTIMES リンク

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