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2007年中堅・中小企業のIT投資動向に関する実態調査報告

ノークリサーチ(本社〒120-0034 東京都足立区千住1-4-1:代表伊嶋謙ニ03-5244-6691)では2007年中堅・中小企業のIT導入実態調査を実施し、その分析結果を発表した。

<中堅・中小企業のIT投資動向に関する実態調査のポイント>
・サーバの導入に関して、約6割が「導入に前向き」
 ⇒年商100億円以上では67.2%が「導入に前向き」だが、10億円未満では52.4%が「導入予定はない」となっており、企業規模別に大きな格差が見られる
・ 導入の目的は「現システムの入れ替え」や「OSのアップグレード」が約3割
・サーバ導入予定メーカはNECが30.0%でトップだが、日本HPが躍進
・基幹系では財務・会計などが8割を超える導入率、ERPは成長の余地がある
・情報系はグループウェアが63.5%と高い導入率、他のソリューションにも関心度が高い
・伸びない戦略系ソリューション、導入率は1割程度と大勢に影響なし

―今後のIT投資意向―
■ 導入予定ありは約6割
サーバ導入予定については、「具体的に導入の検討/計画している」が32.0%、「具体的ではないが検討/考慮している」が25.5%と導入に前向きな割合が合計で過半数を超えている。「導入予定はない」は39.2%だった。06年と比較すると、具体的な導入意欲が6.5ポイント高まっており、回復基調にあるといえる。

■ 年商100億円以上では67.2%が「前向き」だが、年商10億円未満では52.4%が「予定なし」
サーバ導入予定について、年商規模別に見てみると大きな格差がある。今後サーバの導入を「具体的に検討/計画している」もしくは「具体的ではないが、検討考慮している」が、年商10億円未満で45.9%、10~100億円未満の企業で52.8%、100億円以上の企業で67.2%と、「年商規模が大きな会社であるほど投資意向も高い」という結果が明らかに出ている。サーバ導入を予定している企業全体では57.5%となっており、100億円以上は全体平均より9.7ポイント高い。一方、10億円未満は全体平均より11.6ポイントも低く、むしろ「導入予定はない」が5割以上である。この理由としてはITリテラシの格差や、まだら模様といわれる中小企業の景気が影響していることが推察される。

■ 導入予定の目的はWindowsNT/2000からWindows2003のアップグレード需要が旺盛
サーバ導入予定目的は、「システムの入れ替え(現システムは問題が多い)」が31.4%と最も多く、「WindowsNT4.0、Windows2000から最新のOSへのアップグレード」28.3%、「基幹業務の統合(ERP)・データ一元化」23.7%、「グループウェアなどでの社内コミュニケーション強化」23.2%が続く形だ。06年と比較すると、「最新のOSへのアップグレード」が昨年より6.4ポイント増えており、「システムの入れ替え」を含めて、古いシステムの入れ替え目的が6割弱となる。今回調査から追加された「内部統制などの企業コンプライアンス対応」は8.9%となっている。他の注目点は旧WindowsNT/2000からWindows2003へのOSアップグレードが昨年比6.4ポイント増加しているところである。他の項目はほぼ前年割れである事からも、この数値は一つのキーポイントとなる。つまり07年は旧OSから最新OSへ、Windows Server OSの入替えが促進される年になるであろう。

■ 導入予定のメーカは上位5社の大混戦だが、HPが躍進
導入予定サーバメーカは、トップが「NEC」で30.0%、次いで「富士通」27.5%、「デル」25.8%となった。06年から全体的に漸増傾向だが、日本HPが8.7ポイントとひときわ大きく伸ばして日本IBMを抜いている。現状のメーカシェアと同様に上位5社にあまり差がなく、混戦市場に突入するだろう。

―ITソリューションの導入状況について―
■基幹系業務ソリューションは高導入率、ERPに成長の余地がある
基幹系ITソリューションの導入状況は、「財務・会計管理」89.4%、「人事管理・給与管理」84.8%、「販売管理・在庫管理」81.9%と全体の導入割合が極めて高い結果となった。「生産管理」は全体で4割強と高くはない導入率だが、それは製造業に特化したソリューションであるからだ。グラフにはないが、製造業での導入率は7割を超えている。全体の「検討中(新規)+関心はある」の割合は非常に低いことからも、基幹系への新規ソリューション展開は既に飽和状態にある可能性が高い。ERPに関して、現状は他の基幹系ソリューションに比べ低い導入率であり、「検討中(新規)+関心はある」の割合が高い。関心度が高いということは、今後の導入余地が高い分野だといえる。

■情報系ソリューションはグループウェアが6割以上の導入率、他のソリューションも関心が高い
情報系ソリューションの導入状況はグループウェアが63.5%の高導入率。その他のソリューションに関しても、全体的な導入率は低いものの、今後の関心度が非常に高い傾向があるのが情報系のソリューションの特徴である。
特にグループウェアに関しては「導入利用している+強化/改善を図りたい+構築中・設計中(新規)」が85.8%になり、基幹系ソリューションに迫る数値になる。「検討中(新規)+関心がある」が22.3%あることからも、情報系のデファクトソリューションとして、企業に根付くだろう。またインフラ系のソリューション(IP電話、無線LAN)も導入率は3~4割程度であるが、6~7割の企業が利用もしくは関心を持っている。今回から追加されたASP・SaaSの導入率は16.1%、検討中は29.8%とまずまずだ。その他、情報系ソリューションも導入率は低いが、関心度が他のソリューションに比べて高いのでこの分野での今後の成長は見込めるであろう。

■戦略系アプリは1割前後の低導入率で変わらない傾向にある
10%前後の低い実導入率なのが「SFA(11.8%)」、「CRM(10.4%)」「SCM(5.6%)」「CTI(10.3%)」
などの戦略系アプリケーションだ。結論としては、中堅・中小企業は基幹系、情報系アプリケーションは導入率が高いが、戦略系アプリケーションは導入率が低い、という従来と同様の傾向となっている。

対象企業:全国の民間企業(年商5億円以上500億円未満)。有効回答数1140社
調査方法:郵送アンケート   調査分析期間:2007年1月~5月

当調査データに関するお問い合わせ
ノークリサーチ
担当:伊嶋 謙ニ〈いしま〉
e-mail:pressr@norkresearch.co.jp
〒120-0034 東京都足立区千住1-4-1
電話 5244-6691 FAX 5244-6692
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