nanaco、開始時の評価は半々

日経リサーチではブログ解析サービス「blogVizセンサー」のサービスを3/9より開始した。
このサービスでは登録したキーワードについて投稿数(露出量)、投稿量に対する反応(露出量)等話題の拡散状況を量的に把握するとともに、そのキーワードがどのように語られたかをポジティブ/ネガティブ評価に分けた上で、更に機能的なコメント、情緒・感性的なコメントかといった定性分析情報を提供している。

■ニュースリリースとサービス開始時に強い反応
今回は4/23からサービスが始まった電子マネー、nanaco についてブロガーの反応を調べた。その結果、ニュースリリースのあった3月27日と、サービスが開始した4月23日の週にそれぞれ強い反応があった。3月27日の反応では、コンビニエンスストア最大手がついに電子マネーに参入することに対する期待感、4月23日の反応では、利用報告や利用意向についての記事が多くみられた

■サービス開始時の評価は半々
サービス開始時の評価は半々に分かれ、その後は好意的な評価が増加している。

サービス開始時の好評の点としては、以下のような点があげられている。

・ 便利/小銭をもたなくていい
・ 入会が簡単、審査が不要
・ ポイントがお得
・ モバイルで利用出来る
・ 音がかわいい
・ キリンがかわいい

一方、不評の点としては、

・ 電子マネーの種類が多く、ひとつにまとめてもらいたい
・ ポイント交換時に1%の手数料が発生する
・ オンラインチャージができない/レジでのチャージは面倒

などがあげられている。

好評の要因としては、「便利」が圧倒的に多く。不評の要因としては、nanaco単独の問題というよりむしろ「電子マネーの種類が多すぎる」ことによる利便性の低下に不満が集中するという結果になった。 

■比較される電子マネーはEdy
共起単語ランキングでは、ほぼ同時期にサービスが開始された「WAON」とともに、「Edy」がランキングの上位に入った。 ブログの文章からは、「Edy」を既に利用しているブロガーが、nanacoに入会した報告の他、nanacoへの入会を迷うケースが多く見られた。また、携帯に追加しようとしたところ、ICの容量が不足したためインストールができなかった、といった報告もいくつかみられた。

議論の中心は今後の電子マネーの動向や使い方
ブロガーのネットワークからは、電子マネーのプレーヤーが出揃ったという印象があったためか、各電子マネーの特徴のまとめや、今後の動向の予測が書かれた記事がコミュニケーションの中心コンテンツとなった。

このプレスリリースの付帯情報

■解析結果

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