従来の病院検索サイトは、地域別、科目別にディレクトリ構造のリストアップ方式が採用されており、ユーザは場所・診療科目それぞれについて大項目から順番に多数のクリックを繰り返し、ようやく知りたい検索結果にたどり着くという検索方法が採られることが一般的でした。「クネヒトメディック」は、最新のWeb2.0関連技術の利用に加え、Google社提供のGoogle Maps API、非営利団体ウィキメディア財団提供のWikipedia APIなどの公開APIが、各種情報に統合・開発されており、ユーザは必要とする病院情報や関連する健康情報を瞬間的、かつ直感的に検索することが可能となります。
病院検索の部分では、
(1)ユーザがいまいる場所で病院を視覚的に検索できること
(2)病院を時間軸で検索できること
(3)ひとつの症状から、複数の病名を検索できること
以上の3点を解決しました。
3点目については、クネヒトは重要なアプローチだと考えています。たとえば、「腹痛」という症状をとってみても、日常的な病気のケースもあれば、時間をかけてウェブを検索すると大腸癌や糖尿病などさまざまなケースが見出せます。クネヒトは、これらウェブ上の情報をマッシュアップという手法により再整理してユーザがより身近に活用できるサービスを構築していきます。
外部の公開APIに高度な付加価値を追加することで、新たなWebサービスを創造する手法は一般にマッシュアップと呼ばれ、Web2.0時代の象徴的な開発技術とされています。クネヒトは従来よりこのマッシュアップ技術に着目、今回公開を開始した「クネヒトメディック」をはじめとして、主要な公開APIを積極活用して各種情報の再整理を図る、ユーザ本位のマッシュアップWebサービスを開発しています。
クネヒトでは今後も、本当にユーザに必要とされる情報の再整理を目指すマッシュアップサービスの開発、提供を行ってまいります。
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