「OSSミドルウェアサポートサービス」の開始について

NECはこのたび、Apache・PostgreSQL・sendmailなどに代表されるミドルウェア領域のオープンソースソフトウェア(OSS)を対象にしたサポートサービスを体系化し、「OSSミドルウェアサポートサービス」の名称で本年5月20日から提供を開始いたします。

新サービスは、OSSミドルウェア(14種類)を用いたシステム構築のサポートを行う「構築サービス」と、OSSミドルウェアの中のデータベース(PostgreSQL、MySQL)の保守サポートを行う「保守サポートサービス」の2種類のサービスにより構成されており、それぞれの主な特長は以下の通りであります。

1. 構築サービス
専門のスキルを有するプロフェッショナル要員により、システム導入前のコンサルティング段階からシステム設計・構築・評価に至るまでの各フェーズ毎に、以下2種類のサービスを提供する。
(1) Q&Aサービス
ユーザからの技術的な問い合わせに対して、月間5回までの電子メールによるサービスを提供する。月額12万5千円から。
(2) ハイグレードサービス
OSSを活用したシステムのプロジェクトマネジメントの経験者や、システム構築の実践経験をもつ技術者など、高いスキルを持つプロフェッショナル要員により、ユーザごとの個別プロジェクトに関するサポートサービスを提供する。
また、同サービスのオプションとして、システム構築/評価フェーズにおいて対象OSSミドルウェアのソースコードの調査が可能な要員による「ハイスキルサービス」も提供する。

2. 保守サポートサービス
本年度下期から、PostgreSQL・MySQLの2種類のOSSミドルウェアデータベースに関する保守サポートサービスを提供する。


NECでは新サービスに関して、今後3年間で300ユーザへの提供を見込んでおります。

なお、NECでは新サービスの提供にあたり、関連するグループ会社各社と連携した「OSSコラボレイティブチーム」を新たに発足いたします。本チームは、NECの「Linux推進センター」を中心に、以下のグループ会社の4専門組織と連携した総勢60名の組織であり、技術情報やシステム構築ノウハウを各社間で共有することにより日本全国で品質の高いサービスを提供する体制を実現いたします。

・ NECソフト株式会社(Linuxソリューションセンター)
・ NECシステムテクノロジー株式会社(Linuxソリューション&テクノロジーセンター)
・ 北海道日本電気ソフトウェア株式会社(OSSソリューションセンター)
・ 九州日本電気ソフトウェア株式会社(OSSソリューションセンター)


近年、官公庁や民間企業における様々な分野で、OSS利用に対するニーズが急速に高まっております。中でもLinuxを用いたサーバに関しては、今後年率20%以上の市場拡大が続くことにより、2007年には国内だけで約380億円の市場規模になると見込まれております。こうした市場の拡大とともに、OSSミドルウェアの利用も活発になると見られております。
NECではこのような市場動向を踏まえて、今般新たにOSSミドルウェア関連のサービスを強化するものであります。

新サービスの対象OSSの概要については以下をご参照下さい。
OSSの区分 リンク

以上


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<本件に関するお客様からの問い合わせ先>

NEC Linux推進センター
電話: (03)3456-0625
e-mail: linux@sw.nec.co.jp

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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