ワイヤレスIP電話機「WirelessIP5000」がSHOUTipを 介してアバイア、シスコ、ノーテル各社のPBX・IP-PBXと 動作連携

 日立電線株式会社はこのたび、ネクストコム株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:山本 茂、以下、「ネクストコム」といいます。)が販売を行うメディアゲートウェイ「SHOUTip」を介して、当社のワイヤレスIP電話機「WirelessIP5000」と、Avaya Inc.(本社:米国 以下、「アバイア」といいます。)、Cisco Systems, Inc.(本社:米国 以下、「シスコ」といいます。)及びノーテルネットワークス株式会社(以下、ノーテル 所在地:東京品川区)各社のPBX・IP-PBX*1 との動作連携を確認いたしましたのでお知らせいたします。これにより、3社のPBX・IP-PBXを導入済みのお客様は、新たにSIPサーバー*2 を用意することなくWirelessIP5000を使用することが可能となります。
 データ通信網の低価格化と高機能化が進む中、VoIP(Voice over Internet Protocol)といわれるインターネットの技術を利用して音声通話を行うIP電話が急速に普及しつつあります。加えて、ノンテリトリアルオフィスと呼ばれる個人が特定の席をもたないオフィス環境の実現や、レイアウト変更に伴う配線工事のコスト削減を目的に無線LANを導入する企業等が増えており、無線LAN環境でワイヤレスIP電話を利用できるソリューションのニーズが高まっております。
このようなニーズに対応するため、当社ではVoIPの通信プロトコルとして日本国内で標準となりつつあるSIPに対応し、特定のSIPサーバーのみではなく、複数社のSIPサーバーと接続が可能なオープンスタイルのワイヤレスIP電話機WirelessIP5000を販売しております。同時に、お客様により容易に導入していただくため、通信事業者各社のIPセントレックスサービスやSIPサーバーメーカー各社との連携を拡大させております。
 当社とネクストコムは、WirelessIP5000とネクストコムが販売を行うNetwork Equipment Technologies, Inc.製ゲートウェイSHOUTipとの相互接続試験を行い、その動作を確認するとともに、SHOUTipを介してWirelessIP5000とアバイア、シスコ、ノーテル各社のPBX・IP-PBXとの動作連携を確認いたしました。これによりWirelessIP5000は、SIPサーバーだけでなく、SIP以外のプロトコルのPBX・IP-PBXとの接続が可能となり、すでに3社のSIP未対応のPBX・IP-PBXを導入済みのお客様は、新たにSIPサーバーを用意することなくWirelessIP5000を使用することが可能となります。*3
当社では、WirelessIP5000を主に販売パートナーを通じて販売しております。WirelessIP5000とSIPサーバーやIP電話関連機器、アプリケーションとの連携を進め、パートナー各社との協業を強固にすることで、ワイヤレスIP電話機市場における「WirelessIP5000」のシェア拡大を図ってまいります。

用語解説

*1 PBX(Private Branch Exchange):構内電話交換機。IP-PBXはIP電話用構内交換機のこと。
*2 SIPサーバー:SIP(Session Initiation Protocol)という通信制御プロトコルを利用した電話交換機
*3 本ソリューションが適用可能なPBX、IP-PBXはネクストコムが保守を実施していること等が条件となります。詳細については、ネクストコムまでご確認ください。


* 本リリースに記載されている社名・商品名は各社の商標または登録商標です。

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