バーチャルメディア機能を搭載した8ポートタイプの「DSR1031デジタルKVMスイッチ」を発表。

DSR1031は、外部認証方式によるエンタープライズクラスの強固なセキュリティで、リモートによる運用管理から障害復旧をブランチオフィス向けにご提供します。

日本アボセント株式会社(略称:アボセント、本社:東京都新宿区西新宿2-7-1)は、DSシリーズ-リモート運用管理ソリューションのアプライアンスの1つである、DSRシリーズの新モデルを発表しました。

「新DSR1031」は、6月に発売しました初のバーチャルメディア機能搭載16ポート・デジタルKVMスイッチの8ポートタイプです。DSView3管理ソフトウェアによる外部認証方式のセキュアなリモートアクセスを16ポートタイプの約半価で、エンタープライズクラスのブランチオフィスにご提供します。

IT専門家が常駐しないブランチオフィスにみられるような、広く分散しているIT資源を管理するために設計されましたDSR1031は、次の2つの事を可能にします。


まず、管理者が問題を切り分け、原因を突き止めるために、遠隔地からそのサイトにアクセスすることができます。そして、問題を遠隔地から修復、あるいは、修復のための適材な担当者をいち早く派遣することもできます。このソリューションは時間と費用の節約をはかり、IT担当者でない人が誤ってサーバのトラブルシュートやリブートをすることを防ぐためのレイヤーをさらに追加することが可能になります。また、バーチャルメディアはアボセント社だからこそ可能なソリューションです。リモートブランチでは、通常ITスタッフが常駐していないため、システム管理が困難であるといわれます。バーチャルメディアを使うことで、管理者はローカルコンピュータに保存されているデータをリモートブランチのサーバ間でやり取りすることができるので、オペレーティング・システムにかかわらず異機種プラットフォーム間で診断テスト、ファイル転送およびオペレーティング・システムやアプリケーションにパッチを当てるなどのタスクを実行することが可能です。

「圧倒的多数の人が、パッチをあてる、あるいはアップグレードを行うといった日常メンテナンスをCD-ROMから実行しているということが、800人を越える顧客に関する内部調査から明らかになっています」とジョン・クーパー(アボセント米本社 CEO)は述べ、次のようにも語っています。「弊社の新しいバーチャルメディアの特長は、ラックにあるシステムをメンテナンスするのと同じように、ブランチオフィスのメンテナンスを遠隔地から可能にします」

DSR1031デジタルKVMスイッチを、アボセントの SPCインテリジェント電源管理デバイスに接続すると、技術者は遠隔地からでも容易にパワーデバイスのオン・オフが可能になります。ネットワークがダウンした場合に備えて、ダイヤルアップ・アクセスの外部モデムを設置することもできます。

DSR1031デジタルKVMスイッチの管理は、アボセントが高い評価を得ているDSView® 3管理ソフトウェアで制御します。DSView® 3管理ソフトウェアは、KVMスイッチ、シリアルデバイス、電源、データセンターのIPMIの管理を行うソフトウェアであり、ブラウザーベースで1つのインターフェース画面からアクセスすることができるので、管理者や技術者は1種類のソフトウェア製品を覚えるだけでITインフラストラクチュア全体をコントロールできます。

■新製品の価格と出荷時期

製品名 DSR1031デジタルKVMスイッチ
希望小売価格 376,950円 (税抜 359,000円)
サイズ        高さ x 幅 x 奥行(cm)4.37 x 43.18 x 27.98
出荷時期       8月下旬

*DSView 3ソフトウェアと、DSRIQ-USB2サーバインターフェースモジュール(別途販売)が必要となります。
*バーチャルメディア機能搭載16ポートのデジタルKVMスイッチの希望小売価格は、719,000〔税別〕~

■新製品特長まとめ

・8サーバポート 1デジタルユーザ、1ローカルユーザ ブランチオフィス向けデジタルKVMスイッチ
・外部モデム接続用シリアルポート
・「SPC電源管理デバイス」接続用シリアルポート 2個
・USB2.0 ローカルポート 5個
・バーチャルメディア機能により、ファイル転送、アプリケーションやOSへのパッチ、テスト用にソフトウェアをリモートでロードすることが可能に
・ローカルとリモートでアクセス画面の共有可能
・PS/2、Sun、USBを含むマルチプラットフォームのサーバ用
・Avocent特許のDVCテクノロジーよる、高品質なビデオクオリティを提供

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◇プレスリリースのお問合せ先

日本アボセント株式会社 
〒163-0733 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビル15階
URL: リンク

→ E-mail : news@avocent.co.jp
Tel: 03-5909-3307 FAX: 03-5909-3308

◇製品に関するお問合せ先

日本アボセント株式会社 
→ E-mail: info@avocent.co.jp TEL: 03-5909-3307

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【アボセント社について】

米国本社、アボセント・コーポーレーション(NASDAQ:AVCT、米国アラバマ州ハンツビル)は、企業のデータセンター、サービスプロバイダーおよび金融機関向けのKVMスイッチ、シリアル接続やIPMI(Intelligent Platform Management Interface)ソリューションを提供し、KVMスイッチマーケットの50%以上*のシェアをもつリーディングカンパニーです。

*2002年IDC統計調査

2000年 
KVMスイッチのリーディングサプライヤーであった2社(Cybex,Apex)の合弁によりアボセント社設立。
KVM Over IPテクノロジーをベースにした、世界初のデジタルKVMスイッチ「DS1800」と、DSView管理ソフトウェアを発表。以来、DSシリーズは世界中の大手企業に採用されています。
2001年
シリアルスイッチのリーディングサプライヤーEquinox社を吸収合併。
デジタルデスクトップ部門を確立。金融ディーリングルーム、コールセンターなど多くの企業に導入されています。
2002年
日本アボセント株式会社は、アボセント社のアジアパシフィックのマーケティング活動における重要拠点として、2002年2月に設立されました。 
2004年
IPMIテクノロジーのリーディングサプライヤーOSA Technology社を吸収合併。
Dell, IBM, Hp, Intel, マイクロソフト、アボセント社を含む170社以上のベンダーがメンバーとして参加するIPMIフォーラムにより、組み込み管理機能の策定、継続的な活動により、サーバ、記憶装置、ネットワークやテレコミュニケーション設備向けに改良しています。

このプレスリリースの付帯情報

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用語解説

□KVMとは
Keyboard, Video, Mouse の略。1つのキーバード、ビデオ、マウス(KVM)ポートに接続して、複数のコンピューターへの制御を提供します。

□KVM Over IP = デジタルKVM
各社KVMメーカーが“KVM Over IP”という言葉を使っていますが、最初にKVM Over IPのテクノロジーを開発したのはアボセント社です。KVM Over IPとは、キーボード、ビデオ、マウスのアナログシグナルをKVM機器上でデジタルに圧縮変更して、セキュアなTCP/IPコネクションのネットワークを介して接続する事です。またアナログKVMと異なり独自のKVMネットワークを必要とせず、既存のネットワークを使用することで容易にインストールでき、距離の制限もなくなりました。

□DSView管理ソフトウェア
DSView 3 ソフトウェアはこれまでに導入した数々のデータセンターの運用フィールドからフィードバックされた機能と使い易さをさらに追及した第3世代プラットフォームとなります。KVM,シリアル、電源、IPMIなどデータセンター内の様々なデバイスに対して、1つの画面 ”DSView”から一元的に集中管理可能なブラウザーベースの管理ソフトウェアです。

□DSシリーズ
DSシリーズは、DSView 3 管理ソフトウェアをベースに構成され、リモートKVMスイッチング、リモートシリアル機器制御、リモート電源制御を提供します。サーバーラック・レベルからデータセンタ・レベルのサーバ、及びネットワーク機器など各種デバイスの集中管理と遠隔操作を実現するデータセンター、サーバルーム向けのリモート運用管理ソリューションです。

□IPMI
Intelligent Platform Management Interface(IPMI)は、1998年に発表された、リモートでハードウェアの健全性のモニタリングや管理を行うための規格です。

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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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