ウイングアーク、将来のIPOを目指し事業基盤を強化 市場拡大に向け 次期SVFやDr.SumEAなど戦略製品を2005年度に投入、 さらに現状のビジネスにあったパートナー支援体制の再編を発表

ビジネスパートナー向け支援プログラムとして「WARP(ワープ)」を2005年度1月よりスタート

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社(以下ウイングアーク テクノロジーズ、本社:東京都渋谷区 代表取締役社長 内野弘幸)は、2004年3月、翼システム株式会社情報企画事業部で積み上げた10年間におよぶ帳票ビジネス(※)を専業として独立し、新会社ウイングアーク テクノロジーズになることで、これまでなし得なかったユーザ企業のクリティカルな帳票要件に対して迅速な製品開発と満足度の高いサポー
トサービスを提供してきました。
 このたび、新会社としてはじめておこなうオリジナルイベント「ウイングアークフォーラム2004」(11月12日(金)、動員600名/会場:東京コンファレンスセンター品川)の開催を機に、帳票関連ビジネスを専業とする新たな企業としての理念を明らかにし、ツールやミドルウエアが採用される基幹システムの安定と信頼を確保できる製品・営業・技術サポート・導入支援など、事業拡大に向けた全社的な体制強化をはかることになりました。
 
 ウイングアークテクノロジーズは、将来のIPO実現に向けて今後の帳票ビジネスにおけるシェアを拡大し、数年後に2003年実績(売上48億円)の75%アップの売上規模、150人規模の人員体制を目指します。また、以下の次期主力となる戦略製品の2005年度における市場投入を計画し、企業ニーズに受け入れられる製品の方向性とその拡張性を強くアピールします。
●帳票ビジネスにおける新製品の展開 .NET市場への展開(.NET Framework対応新製品群)
NEW設計部(マルチプラットフォーム対応SVF強化製品)
基幹系帳票印刷の高信頼性を実現する新RDE(ver.3)
パフォーマンス強化をはかるSVF新実行モジュール
●ビジネスソリューション事業の確立 本格的なDBエンジンとしての新Dr.SumEA(ver.3)
Dr.SumEA の高速集計結果を反映する拡張製品連携
 ※リリース時期:ともに2005年度4月?6月ごろに市場投入の予定
また、新製品のラインナップとともに、以下の事業領域の拡充をはかります。
●技術サポート体制の確立 基幹システムに採用されるツール・ミドルウエアの導入支援体制
●拠点/地域の拡大    国内拠点の増設と海外拠点の展開

 ウイングアークテクノロジーズの実績として、製品の売上(4月?9月)は独立後と前年対比25%成長で推移しています。取り扱う製品群では、帳票設計ツールSuper Visual Formade(スーパー・ビジュアル・フォーメイド 以下、SVF)をはじめとする帳票製品が110%強の伸びを示しているほか、昨年10月に製品リリースしたReport Director Enterpriseが基幹システムのオープン帳票分野に対してすでに150サーバが導入されており、多次元集計レポーティングツールDr.Sum Standard/Dr.SumEAは2001年のリリース以来わずか3年で750社920本の採用を数えます。
 今後、帳票ビジネスにおける新製品の展開とシェア拡大に向け、SVFとReport Director Enterprise、Java/.NET対応帳票出力製品を<第一の柱>として営業展開します。
 さらに、ビジネスソリューション事業の確立として、あらたに製品強化をはかるDr.SumEA ver.3を<第二の柱>に、BI市場における日本企業が求める情報活用の浸透を着実に実現させます。

 また、SI企業やソフトウエア会社と連携した販売体制の見直しをはかり、ビジネスパートナー支援サービスを再編することで、新たなビジネスパートナー向けの拡販体制を推進します。本日11/12を発表日とし、2005年度1月より運営をスタートします。
 あたらしいパートナー制度は、「WARP(ワープ):WingArc Technologies Relationship Program」と呼称し、ユーザ企業の満足度向上をパートナー企業とともに推進する目的で体制を整備します。
● 「WARP」の特長(プログラムの内容)
 1 プロダクトパートナープログラムを新設
   目的:中堅企業(SMBマーケット)向けにOEM/ASPのためのプロダクト提供
 2 パートナー支援の充実
   ・販促用デモキットの提供/トレーニング
   ・拡販活動の全面協力(共同セミナー、事例ほかPR支援)
   ・営業戦略室の設置
 3 ウイングアークテクノロジーズ製品に関するサポートサービス導入の受付
 4 パートナー会の運営(年2回、「WARP」表彰)

今回の「WARP」導入の背景としては、近年、基幹システムにおける帳票分野の要件が大型化し、SI企業のインテグレーションや周辺ベンダーとの製品連携、技術連携、サポート体制、製品の取り扱いに対する保守の重要性が増しています。従前のビジネスパートナーとの連携では、個別案件ごとにユーザ企業のニーズに対応する形態が多く、ユーザ企業へのサービス向上やSI企業、ソフトウエア会社への支援に限界がありました。
 この「WARP」によって、各ビジネスパートナー企業への支援体制を確立することで今後の帳票ビジネスを強力に推進することができます。さらに、ユーザ企業から求められるツールやミドルウエアが採用される基幹システムの安定と信頼確保に応え、顧客の満足度向上をはかってまいります。

    
「WARP」に関する詳細な問い合わせは、事務局まで E-Mail:partner@wingarc.co.jp

 ウイングアークテクノロジーズは、帳票関連ビジネスを専業とする新たな企業としての理念を次のように明らかにします。

■ウイングアークテクノロジーズの事業目的:
 顧客の経営を支える情報システムの構築・運用に対して、 価値あるソフトウエアを提供し続けること

価値あるソフトウエアとは:システムの現場に、開発効率の向上と運用負荷の軽減をもたらすものです。また、業務の現場に、業務改善と生産性の向上をもたらすものです。ウイングアークテクノロジーズの製品・サービスは常にお客様の現場に根ざした「価値あるソフトウエア」をご提供します。

■ウイングアークテクノロジーズの事業価値基準:
1 顧客から「圧倒的な信頼感」を獲得する
2  製品・サービスの独創性・独自性を追究する
3  顧客から受ける対価は、提供する価値に均衡する
4  製品・サービスは、分かり易さを基本とする
5  顧客に感謝されることを社員の喜びとする

以 上


<補足>
・会社概要
社名 ウイングアーク テクノロジーズ株式会社※
代表取締役社長  内野 弘幸
設立  2004年3月
資本金 1,158,840,000円
売上  48億円(2004年3月実績:翼システム株式会社情報企画事業部時点の実績です) 
従業員 101名(2004年10月現在)
事業内容 ・ソフトウエアプロダクツ ライセンスビジネス、技術情報提供ビジネス、ベストフィットサービス ビジネス、ソフトウエアオンデマンド ビジネス
本社所在地 
東京 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー10F
TEL 03-5766-2833(代表)FAX 03-5766-2835
大阪  〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田2-4-9 大阪サンケイビル本館7F
TEL 06-6343-8960(代表)FAX 06-6343-8961
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関連会社
株式会社エフ・アイ・ティ
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-4-1 友泉淡路町ビル7F
ディジタル・ワークス株式会社
〒060-0809 札幌市北区北九条西4丁目10番地3 エスターNガレリアビル3F

※ ウイングアーク テクノロジーズは、1993年に翼システム株式会社の帳票ツールの開発、販売を担当する事業部としてスタートしました。大手SI企業/情報システム部門が取り組む業務アプリケーション開発の効率化をはかるため、「レポーティング」をテーマにしたツール「Super Visual Formade」の開発・販売、多次元高速集計検索エンジン「Dr.SumEA」ならびにレポーティングツール「Dr.Sum」をリリースしています。さる2004年3月、10年の帳票ビジネスによる市場への製品認知と、基幹システム構築案件の増大による製品サービスの体制確立のため、同社情報企画事業部から独立、社名をウイングアーク テクノロジーズ株式会社として専業に特化した事業を推進、現在にいたっています。「Super Visual Formade」はこれまでに11,000社に採用され、Web環境での導入は9,000サーバライセンスを数えます。

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